天津旅行ガイド

紅葉した尾根に沿って続く黄崖関長城と望楼。
薊州 黄崖関長城の秋 · 写真: rheins / CC BY 3.0

北京から約120kmの中国北方の港町で、「天子の渡し場」を意味する名は明代に生まれました。1860年の開港後に各国の租界が置かれ、海河の両岸に洋風の古い建物が多く残り、五大道とイタリア風情区がその代表です。古文化街と天后宮、楊柳青の木版年画、煎餅果子の朝ごはん、北部・薊州の千年の古刹と長城まで、日ごとに違う表情に出会えます。

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韓国外交部の渡航警報: 目的地:レベル1(渡航注意) · 国内の一部地域に警報あり

国内のほかの地域: レベル1(渡航注意) — 一部地域: 特別旅行注意報:チベット、新疆ウイグル自治区 / レベル1:その他の地域

2026年10月26日確認 · 詳細 ↗ これは韓国政府の渡航警報です。ご自身の国の政府の渡航情報も確認してください。

天津旅行の準備

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このページの内容

ひと目でわかる基本情報

通貨
CNY (¥)
電圧・プラグ
220V · タイプ A/C/I
車の通行
右側通行
チップ
不要
現地の言語
中文(简体)
おすすめ滞在日数
2泊3日〜3泊4日

緊急連絡先

ベストシーズン

5月(平均最高気温約26℃、月降水量約34mm)と9〜10月(約26℃・20℃、約42mm・21mm)が街歩きに向いています。7〜8月は平均最高気温が約30〜31℃と暑く、月降水量が約155〜185mmと一年の雨の大半がこの時期に降ります。12〜2月は平均最低気温が約-5〜-8℃と寒く、降水量は約3〜6mmで非常に乾燥します。出発前に公式の天気予報をご確認ください。

月別の平年気温・降水量

最も暖かい月7月(平均最高30.7°C)・最も涼しい月1月(平均最低-7.7°C)・降水量が最も多い月7月(185mm)

最高 °C最低 °C降水量 mm
1月1.6°-7.7°3
2月4.0°-5.5°6
3月11.3°1.0°9
4月19.8°8.5°24
5月26.3°14.8°34
6月30.0°19.6°68
7月30.7°22.7°185
8月30.0°22.1°155
9月26.0°16.6°42
10月19.6°9.6°21
11月10.6°1.5°10
12月3.5°-5.1°4

日最高・日最低気温の月平均と月降水量の平年値です。年によって異なります。

出典:世界気象機関(WMO)世界気象情報サービス — 中国気象局提供・天津(WMO都市データ)・1961–1990年の平年値 —元の資料

空港から市内へ

地下鉄2号線

天津浜海国際空港(TSN)は東麗区にあり、市中心部から約13kmです。地下鉄2号線(曹荘〜浜海国際機場)は空港駅を起点に、天津駅、建国道意風区(イタリア風情区)、東南角、鼓楼などを通ります。空港方面は06:00〜22:55、曹荘方面は06:00〜22:54に運行しています(始発〜終電)。運行時間は変わることがあるので、地下鉄の公式のお知らせをご確認ください。地下鉄の問い合わせは022-85568890です。

所要時間 公式情報をご確認ください料金 1回最高5元

深夜の空港バス(天津駅・天津西駅方面)

23時からその日のフライトが終わるまで30分間隔で運行します。第2ターミナルの高架下5番ドアの外から乗車し、切符は第2ターミナル到着ホールの7番ドア向かいで買えます。衛国道太陽城、天津駅(後広場)、天津西駅などに停まります。運行はその日のフライト状況によるため、乗る前に電話(022-24906296)でご確認ください。

所要時間 公式情報をご確認ください料金 天津駅など15元、天津西駅20元

空港専線4路バス

空港から万新村南バス停までの路線バスです。空港発の時刻は07:10から20:40まで1日14便が決まっています。変更されることがあるので、バス会社のお知らせをご確認ください。

所要時間 公式情報をご確認ください料金 2元

長距離バス(薊州・経済技術開発区)

薊州のシティエアターミナル行きは第2ターミナル1階到着階の8番ドア内から出発し、空港発は10:30〜20:30に1日6便です。経済技術開発区(TEDA)のシティエアターミナル行き「空港7専線」は第2ターミナル1階7番ドアの外から08:00〜21:00に1時間おきに出ています。当日のお知らせが基準なので事前にご確認ください。

所要時間 公式情報をご確認ください料金 薊州行き50元、経済技術開発区行き25元

市内の移動

地下鉄

2号線だけで空港、天津駅、イタリア風情区(建国道意風区駅)、古文化街近くの東南角駅・鼓楼駅を行き来できます。ほかの路線と運賃は地下鉄の公式情報をご確認ください。地下鉄の問い合わせは022-85568890です。

海河沿いの散策

全長72kmの海河が市内を流れて渤海に注ぎます。天津駅前の世紀鐘広場と解放橋、対岸のイタリア風情区、永楽橋の上の天津之眼まで、川沿いを歩いて巡れます。

鉄道駅

天津駅(老龍頭駅)は海河のほとりにあり、地下鉄2号線と深夜の空港バスが停まります。天津西駅は深夜の空港バスの終点です。北京までは約120kmです。切符と時刻は鉄道の公式情報をご確認ください。

郊外(薊州・浜海)

薊州区は天津最北部の山岳地帯で、空港から薊州のシティエアターミナルへ長距離バスが出ています。浜海新区は市内から車で約1時間の沿岸部です。現地の交通は公式情報をご確認ください。

泊まるならこのエリア

和平区(五大道・金街)

おすすめ: 初めての訪問、洋館散策、買い物

100年以上にわたり天津の商業の中心だったエリアで、歴史的な洋風建築436棟が集まる五大道と歩行者天国の金街があります。海河沿いの解放北路は「東洋のウォール街」と呼ばれた近代の金融街です。

海河北岸・旧城(河北区・南開区)

おすすめ: 歴史ある街並み、夜景、伝統工芸

海河の北の河北区は天津発祥の地で、イタリア風情区があります。南開区の旧城エリアには鼓楼、古文化街、天后宮、文廟が集まっています。地下鉄2号線での移動が便利です。

浜海新区

おすすめ: 海、博物館、海鮮

東部沿岸の広いエリアで、海岸線は153kmに及びます。国家海洋博物館や東疆湾ビーチ、クルーズ母港があります。市内から車で約1時間です。

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必見スポット

  1. 海河・解放橋・世紀鐘

    1927年に架けられた解放橋は旧名を「万国橋」といい、天津で最も古く、今も開閉する橋です。橋のそばの世紀鐘広場の大時計は21世紀を迎えるために建てられたもので、天津駅に隣接し、川の眺めを楽しめます。近くの解放北路には100年を超える旧銀行の建物が並んでいます。

  2. 五大道

    和平区にある洋館エリアで、歴史的な洋風建築436棟が集まっています。天津、さらには中国で最も完全な形で残る洋風建築群とされ、「万国建築博覧会」とも呼ばれます。

    緑の木々の間に見える、灰色の石柱のベランダと外階段がある洋館。
    五大道の慶王府 · 写真: Xiquinho Silva / CC BY 2.0
  3. イタリア風情区

    1902年に設けられた旧イタリア租界で、ゴシック、ロマネスク、バロック様式の歴史的建築137棟を一棟ずつ保存・修復しています。マルコ・ポーロ広場が中心で、梁啓超など近代の著名人の旧居が30か所以上あります。2023年に文化観光部の国家級観光レジャー街区に選ばれました。地下鉄2号線の建国道意風区駅が最寄りです。

    青空の下、記念柱とイタリア風の洋館に囲まれたマルコ・ポーロ広場。
    イタリア風情区 マルコ・ポーロ広場 · 写真: xiquinhosilva / CC BY 2.0
  4. 古文化街・天后宮

    海河の西岸にある古い街並みで、水運とともに栄え「天津のゆりかご」と呼ばれます。中心には海の女神・媽祖を祀る古い天后宮があります。明・清様式の建物が並び、楊柳青年画や泥人形「泥人張」など天津の伝統工芸品の店が集まっています。日が暮れると灯籠がともります。

  5. 天津之眼(天津アイ)

    海河の永楽橋の上に建つ、世界で唯一の橋上観覧車です。直径110m、高さ約120mで、一周に30分かかります。天気が良ければ頂上から約40km先まで見渡せます。夜は照明が川面に映ります。

  6. 楊柳青古鎮・石家大院

    西青区の京杭大運河沿いにある古い町で、運河の交易で栄えました。約12万㎡の歴史地区が残り、1875年に建てられた石家大院(6,900㎡)は精巧なれんが彫刻で知られる清代の邸宅です。1991年にはここに楊柳青博物館が開館しました。2006年に国家級無形文化遺産となった楊柳青木版年画のふるさとです。

  7. 薊州(独楽寺・盤山・黄崖関長城)

    天津最北部の山岳地帯です。独楽寺の観音閣は984年(遼代)に再建された建物が今も残る、中国最古級の木造楼閣の一つです。盤山は「京東第一山」と呼ばれる国家5A級の景勝地で、清の乾隆帝が32回も訪れました。黄崖関長城は明代に築かれた長城の区間です。入場料と開放時間は公式情報をご確認ください。

    日を浴びた独楽寺山門の屋根と、その奥に重なる観音閣の軒。
    薊州の独楽寺 · 写真: Rolfmueller / CC BY-SA 3.0
  8. 国家海洋博物館

    浜海新区にある中国初の国家級海洋博物館で、建物が陸から海へと延びるデザインです。海の長い歴史を紹介しています。開館時間と予約は公式情報をご確認ください。

ツアー・チケット →

ぜひ食べたいもの

煎餅果子

緑豆粉の生地を薄く焼いて卵をのせ、天津の甘みそと腐乳だれ、ねぎを塗り、薄いパリパリの揚げ生地か揚げパンを巻いた天津を代表する朝ごはんです。

バーダーチャー(渤海の海鮮煮)

海塩、しょうゆ、しょうが、ねぎ、山椒などのスープで魚、えび、コウイカ、巻き貝、二枚貝などを弱火で煮て、冷ましてから食べる漁師の伝統料理です。2013年に天津市の無形文化遺産になりました。

シャコの焼き餃子

薄い皮にシャコを丸ごと3匹包み、底をこんがり焼いた浜海の名物です。

海鮮の朝ごはん

浜海では朝から、えび・イシモチ・タチウオの揚げ物やえびの塩辛などを薄いクレープで包んだり、豆腐脳と一緒に食べたりします。

炸糕・麻花

もち米の生地を揚げた甘い炸糕と、何層にもねじってカリッと揚げた麻花は、天津の街角でおなじみのおやつです。

1日の予算(1人)

節約交通:空港〜市内の地下鉄2号線は1回最高5元、空港専線4路バスは2元、深夜の空港バスは15〜20元です。宿泊費と食費は日付によって大きく変わるため予約サイトでご確認ください
標準薊州への日帰りは空港〜薊州の長距離バスが片道50元です。観光地の入場料と海河クルーズの料金は公式情報をご確認ください。宿泊費と食費は予約サイトでご確認ください
ゆったり宿泊費が予算の大部分を占めます。日付ごとの料金を予約サイトで比較してください

金額は現地通貨のおおよその目安です。為替レートは出発前に確認してください。

モデルコース

  1. 1日目

    空港から地下鉄2号線で市内へ → 古文化街と天后宮 → 海河沿いに世紀鐘広場・解放橋 → イタリア風情区を散策 → 夕暮れの天津之眼。

  2. 2日目

    朝ごはんに煎餅果子 → 五大道の洋館散策 → 解放北路 → 午後は楊柳青古鎮と石家大院(木版年画体験) → 夜は金街。

  3. 3日目

    薊州へ日帰り:独楽寺の観音閣 → 盤山または黄崖関長城(交通と入場は事前に公式情報を確認)。海を見たいなら代わりに浜海新区の国家海洋博物館と海鮮の食事。

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