フランクフルト旅行ガイド

マイン川沿いのフランクフルトは、ドイツ最大の旅客空港を持つ交通の拠点です。再建されたレーマーベルクと新旧市街、皇帝が戴冠した大聖堂、ゲーテの生家は歩いて回れる距離にあり、川向こうのザクセンハウゼンでは博物館河岸とリンゴ酒文化を楽しめます。

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The stepped-gable facade of the Römer, Frankfurt's city hall, on the Römerberg square.
Römerberg and the Römer (City Hall) · 写真: Gerd Eichmann / CC BY-SA 4.0

フランクフルト旅行の準備

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ひと目でわかる基本情報

通貨
EUR (€)
電圧・プラグ
220V · タイプ C/F
車の通行
右側通行
チップ
公式情報で確認
現地の言語
Deutsch
おすすめ滞在日数
1〜2泊

緊急連絡先

ベストシーズン

パルメンガルテンが午後7時まで開く3〜10月は、川沿いの散歩や屋外の予定に向いています。リンゴ酒は夏は冷やして、冬は砂糖・シナモン・クローブを入れて温めて飲みます。クリスマスマーケットは2026年11月23日〜12月22日(月〜土 午前10時〜午後9時、日 午前11時〜午後9時)に開かれ、レーマーベルクからハウプトヴァッヘまで230を超える屋台が並びます。

月別の平年気温・降水量

最も暖かい月7月(平均最高26.1°C)・最も涼しい月1月(平均最低-0.5°C)・降水量が最も多い月7月(63.5mm)

最高 °C最低 °C降水量 mm
1月4.9°-0.5°44.0
2月6.6°-0.4°38.6
3月11.4°2.2°38.7
4月16.5°5.4°36.6
5月20.4°9.3°60.4
6月23.9°12.8°55.4
7月26.1°14.8°63.5
8月25.7°14.4°61.4
9月20.8°10.6°47.7
10月14.8°6.7°50.4
11月8.9°3.2°47.3
12月5.5°0.4°54.5

日最高・日最低気温の月平均と月降水量の平年値です。年によって異なります。

出典:ドイツ気象局(DWD)・フランクフルト空港観測所(Frankfurt/Main)・1991–2020年の平年値 —元の資料

空港から市内へ

フランクフルト空港(FRA):Sバーン S8・S9

空港の公式案内によると、近距離列車駅は第1ターミナルの地下(Level 0)にあり、「Train stations S T」の表示に従って進みます。第3ターミナルからはスカイライン(SkyLine)列車で第1ターミナルまで約10〜15分です。空港はRMV運賃ゾーン5090のため、市内(5000)専用の切符では行けません。市内–空港区間の切符を買ってください。

所要時間 公式情報をご確認ください(観光局はSバーンで数分で中心部に着くと案内しています)料金 市内–空港 片道6.90ユーロ、一日券13.50ユーロ

フランクフルト空港(FRA):61番バス

空港の公式案内によると、61番バス(フランクフルト南駅 Südbahnhof 方面)は第1ターミナルと第3ターミナルの到着階前の停留所に停まります。路線と時刻表はRMVとドイツ鉄道(Deutsche Bahn)の公式サイトでご確認ください。

所要時間 公式情報をご確認ください料金 RMV運賃(公式情報をご確認ください)

フランクフルト空港(FRA):タクシー

空港の公式案内によると、タクシーは三つのターミナルすべてと長距離列車駅の前で終日いつでも利用できます。

所要時間 市内から交通状況により約20〜30分料金 公式情報をご確認ください

市内の移動

RMV運賃ゾーンと切符

フランクフルトの公共交通はRMV(ライン・マイン交通連合)の運賃制で、市内はゾーン5000、空港はゾーン5090です。市内片道券は3.80ユーロ、短区間券は2.35ユーロ、市内一日券は7.75ユーロで、一日券は翌日午前5時まで使えます。

RMVgoアプリと券売機

切符は駅の券売機、RMV公式アプリRMVgo、バスの運転手から買えます。片道券はすぐに乗る場合専用で、事前購入はできず、往復や途中下車にも使えません。

フランクフルトカード

観光局公式の観光パスで、空港を含む市内のSバーン・Uバーン・トラム・バス・近距離列車(2等)が乗り放題になり、博物館などで最大50%の割引を受けられます。一日券13ユーロ、2日券21ユーロ、5人まで使えるグループ券は1日26ユーロ・2日39ユーロです。暦日単位で、最終日の翌日午前5時まで有効です。

ドイチュラントチケット

RMVの案内によると、ドイツ全国の近距離・地域交通に乗れる月額定期で、63ユーロ(2027年から66.80ユーロ)です。毎月10日までに解約すればその月末で終了します。ICE・IC・ECなどの長距離列車は含まれません。

泊まるならこのエリア

旧市街(レーマーベルク・新旧市街)

おすすめ: 初めての旅行、徒歩観光

レーマー(市庁舎)・大聖堂・パウル教会・ゲーテハウスが歩いて回れる中心部です。観光案内所はレーマーベルク27番地と新旧市街のマルクト10番地にあります。

ザクセンハウゼン

おすすめ: リンゴ酒の酒場、博物館河岸

マイン川の南側の地区で、観光局がリンゴ酒文化の中心地として紹介しています。河岸のシャウマインカイ沿いにシュテーデル美術館などの博物館が並び、歩行者橋アイゼルナー・シュテークで旧市街とつながっています。

中央駅周辺

おすすめ: 鉄道移動、近郊やヨーロッパの都市への旅

観光局の案内では、一日約460,000人が利用するドイツを代表する長距離駅で、パリ・ウィーン・ブリュッセル・バーゼル・アムステルダムなどへ向かう列車があります。長距離バスは駅のマンハイマー通り(Mannheimer Straße)に発着します。

フランクフルトの宿泊マップ

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必見スポット

  1. レーマーベルク&レーマー(市庁舎)

    レーマーは1405年から市庁舎として使われ、今も市長の執務室があります。中のカイザーザール(皇帝の間)には神聖ローマ帝国の国王と皇帝52人の肖像画が掛けられ、行事がないときは無料で見学できます(行事のため急に閉まることがあります)。広場の木組みの家の大半は、1944年の空襲の後に再建または新築されたものです。

  2. カイザードーム(聖バルトロメウス大聖堂)

    1356年から国王選挙が行われ、1562〜1792年には十人の皇帝がここで戴冠しました。高さ約95mの西塔へは328段の階段で上り、旧市街とレーマーベルクを見渡せます。開館時間と塔の公開状況は公式情報をご確認ください。

    Frankfurt Cathedral with its tall Gothic west tower above the gabled houses of the New Old Town.
    Kaiserdom and the New Old Town · 写真: Dr. Thomas Liptak / CC BY-SA 4.0
  3. 新旧市街(ノイエ・アルトシュタット)

    大聖堂とレーマーベルクの間に2018年に完成した地区で、35棟のうち15棟は昔の姿のまま復元されています。考古学庭園ではローマ時代の集落とカロリング朝の王宮の跡が見られ、国王と皇帝の「戴冠の道」を歩けます。シュトルーヴェルペーター博物館と無料のシュトルツェ博物館もあります。

  4. パウル教会(パウルスキルヒェ)

    1833年に献堂された教会で、1848年にドイツ初の国民議会が開かれ、ドイツで初めて基本権を可決した民主主義の象徴です。毎年ドイツ書籍協会平和賞の授賞式が行われます。開館時間は公式情報をご確認ください。

  5. ゲーテハウス

    ゲーテが1749年に生まれた家で、戦争で破壊された後、1951年に元の姿どおりに再建されました。公式案内では月・火・水・金・土・日・祝日の午前10時〜午後6時、木曜は午前10時〜午後9時に開館し、ドイツ・ロマン主義博物館と合わせて大人12ユーロです。チケットは現地の窓口でのみ販売しています。2026年12月24・25・31日と2027年1月1日は休館です。

  6. アイゼルナー・シュテーク&博物館河岸(シュテーデル美術館)

    100年以上の歴史を持つ鉄製の歩行者橋アイゼルナー・シュテークを渡ると、博物館が並ぶ河岸(ムゼウムスウーファー)です。シュテーデル美術館は火・水・金・土・日の午前10時〜午後6時、木曜は午前10時〜午後9時に開館し、月曜休館です。大人19ユーロ、火曜の午後3時以降は10ユーロです。39の博物館を二日間見られるMuseumsuferTicketは21ユーロ(現地購入)です。U1・U2・U3・U8のSchweizer Platz駅の近くです。

  7. クラインマルクトハレ

    ツァイル通り近くの屋内市場で、60を超える店が地元の食材から世界各地の料理まで売っています。公式案内では月〜金 午前8時〜午後6時、土 午前8時〜午後4時に営業し、日曜・祝日は休みです。観光局は土曜のランチを勧めています。

  8. パルメンガルテン

    20ヘクタールの植物園で、1869年に開館した高さ18mのパームハウスが中心です。公式案内では毎日開園し、3〜10月は午前9時〜午後7時、11〜2月は午前9時〜午後4時で、12月24・31日は休園です。大人9ユーロ、17歳以下は無料です。U4・U6・U7のBockenheimer Warte駅で降ります。

    Tall palm trees growing inside the Palm House greenhouse at Frankfurt's Palmengarten.
    Palm House, Palmengarten · 写真: Dontworry / CC BY-SA 3.0

ツアー・チケット →

ぜひ食べたいもの

リンゴ酒(アプフェルヴァイン)

ほんのり酸味のあるフランクフルトを代表するお酒で、青灰色の陶器の水差し「ベンベル」から、菱形模様のグラス「ゲリプテ」に注いで飲みます。炭酸水で割った「ザウアーゲシュプリッツト」でも楽しまれています。

グリューネ・ゾーセ(緑のソース)

チャイブ・パセリ・チャービル・ボリジ・スイバ・サラダバーネット・クレソンの七種類のハーブで作る冷たいソースで、ゆで卵とジャガイモに添えて食べます。

ハントケーゼ・ミット・ムズィーク

手で成形した酸乳チーズを酢・油・タマネギに漬けた料理で、バターを塗ったパンと一緒に出されます。リンゴ酒の酒場の定番のおつまみです。

フランクフルター・ソーセージ

ブナの木で燻製した細いソーセージで、フランクフルトとその周辺で作られたものだけがこの名前を使えます。二本ずつ出され、マスタードやホースラディッシュをつけて食べます。

フランクフルター・リップヒェン

塩漬けにして火を通した豚のスペアリブで、ザワークラウトとマッシュポテトを添えて温かいうちに食べます。

ベトメンヒェン

マジパンで作る甘いお菓子で、待降節のころクリスマスマーケットで温かいリンゴ酒と一緒に楽しまれます。

1日の予算(1人)

節約交通:市内一日券7.75ユーロ(翌日午前5時まで有効)。旧市街と博物館河岸は歩いて回れます。宿泊費と食費は日程によって大きく異なるので予約サイトでご確認ください
標準空港を含むフランクフルトカード:1日13ユーロ、2日21ユーロ。入場料の例:シュテーデル19ユーロ、ゲーテハウス12ユーロ、パルメンガルテン9ユーロ。宿泊費と食費は予約サイトでご確認ください
ゆったり予算の大半は宿泊費です。日程ごとの料金を予約サイトで比較しましょう

金額は現地通貨のおおよその目安です。為替レートは出発前に確認してください。

モデルコース

  1. 1日目

    空港からS8・S9で市内へ移動してチェックイン → レーマーベルクとレーマー(カイザーザール) → 新旧市街 → 大聖堂の塔に上る → パウル教会 → クラインマルクトハレ(日曜休み) → 夜はアイゼルナー・シュテークを渡ってザクセンハウゼンでリンゴ酒。

  2. 2日目

    午前にゲーテハウス → アイゼルナー・シュテークを渡って博物館河岸とシュテーデル美術館(月曜休館) → UバーンでBockenheimer Warte駅へ、パルメンガルテンを散策 → 空港へ。

現地のヒント

料金・所要時間は2026-09時点の目安で、変わることがあります。ビザ・入国の条件は出発前に必ず公式情報で確認してください。

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