比較 · ドイツ
ミュンヘンとフランクフルト、初めてのドイツならどっちに行く?
初めてのドイツ旅行はミュンヘンとフランクフルトのどちらが合う?空港から市内、日数と予算、同じ月の平年の天気、見どころを両都市のガイドをもとに比較しました。

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ひと言で選ぶなら
ミュンヘンはバイエルンの州都です。マリエン広場を中心とする旧市街、王宮、広大な英国庭園、ビアガーデン文化がそろい、ノイシュヴァンシュタイン城などアルプス方面への日帰り旅行の拠点にも最適です。ガイドが勧める日数は3〜4泊です。
フランクフルトはマイン川沿いの交通の拠点です。再建されたレーマーベルクと新旧市街、皇帝が戴冠した大聖堂、ゲーテの生家は歩いて回れる距離にあり、川向こうのザクセンハウゼンでは博物館河岸とリンゴ酒文化を楽しめます。ガイドが勧める日数は1〜2泊です。
向いている人:ミュンヘンは数日滞在して宮殿、公園、ビアガーデン、近郊への日帰り旅行まで楽しみたい人に。フランクフルトは短い日程で旧市街と博物館を歩いて回りたい人、列車でほかのヨーロッパの都市へ足を延ばしたい人に。
空港から市内まで
ミュンヘン空港ではSバーンのS1とS8が交互に運行し、およそ10分ごとに市内へ向かいます。中央駅まで約40分で、S8は終夜運行です(午前1〜4時は約40分間隔)。空港はMVVの運賃ゾーン5にあるため、空港と市内で一日有効なAirport-City-Day-Ticketが手軽です。荷物が多く乗り換えを避けたいなら、中央駅行きの空港バスもあります。
フランクフルト空港の近距離列車駅は第1ターミナルの地下(Level 0)にあり、SバーンのS8とS9が市内へ向かいます。空港はRMV運賃ゾーン5090のため、市内(5000)専用の切符では行けません。市内–空港区間の切符を買ってください。所要時間は公式情報をご確認ください(観光局はSバーンで数分で中心部に着くと案内しています)。
どちらの空港も運航状況とスケジュールは変わることがあるので、航空会社の公式情報をご確認ください。
- ミュンヘンのS1とS8:中央駅まで約40分、Airport-City-Day-Ticket 約17.50ユーロから(公式情報をご確認ください)
- ミュンヘンの空港バス:中央駅まで約45分、20分ごと(料金は公式情報をご確認ください)
- フランクフルトのS8とS9:市内–空港 片道6.90ユーロ、一日券13.50ユーロ
- フランクフルトの61番バス:第1ターミナルと第3ターミナルの到着階前の停留所に停車(路線と料金はRMVの公式情報で確認)
- フランクフルトのタクシー:市内から交通状況により約20〜30分(料金は公式情報をご確認ください)
日数と予算
ガイドでは、ミュンヘンは3〜4泊、フランクフルトは1〜2泊を目安にしています。ミュンヘンの日程にはノイシュヴァンシュタイン城への日帰りが丸一日入り、ダッハウ記念館を訪れるなら別に半日確保します。フランクフルトは二日間で旧市街、博物館河岸、パルメンガルテンまで回れます。
二つのガイドは予算の示し方が違うため、どちらが安いとは言い切れません。ミュンヘンのガイドは一日の予算を段階別に示し、フランクフルトのガイドは交通費と入場料を示したうえで、宿泊費と食費は日程によって大きく異なるので予約サイトで確認するよう案内しています。

- ミュンヘンの一日の予算:節約 約90〜120ユーロ、中級 約200〜280ユーロ、高級 約500ユーロ以上(オクトーバーフェスト期間はさらに高くなります)
- ミュンヘンの交通:片道券 約4.20ユーロから、ゾーンMの一日券 約10.10ユーロから(翌日の午前6時まで有効)
- フランクフルトの交通:市内片道券3.80ユーロ、市内一日券7.75ユーロ(翌日午前5時まで有効)、空港を含むフランクフルトカード 1日13ユーロ、2日21ユーロ
- フランクフルトの入場料の例:シュテーデル美術館19ユーロ、ゲーテハウス12ユーロ、パルメンガルテン9ユーロ
- ドイチュラントチケット(ドイツ全国の近距離・地域交通の月額定期):63ユーロ、RMVの案内では2027年から66.80ユーロ(ICEなどの長距離列車は含まれません)
天気:同じ月で比べると
ミュンヘンのガイドはビアガーデンがにぎわう5〜9月を、フランクフルトのガイドはパルメンガルテンが午後7時まで開く3〜10月をよい時期に挙げています。重なる5〜9月のうち、5月、6月、9月の平年値を並べると次のとおりです。
三か月とも日中の最高気温はフランクフルトのほうがやや高く、降水量はミュンヘンのほうがフランクフルトより多くなっています。
オクトーバーフェストは9月中旬から10月上旬に開かれ(2027年は9月18日〜10月3日)、この期間はミュンヘンのホテルが数か月前から埋まります。ミュンヘンでは待降節のころにクリスマスマーケットが開かれ、フランクフルトのクリスマスマーケットは2026年11月23日〜12月22日です。
平年値はドイツ気象局(DWD)の1991–2020年のデータで、ミュンヘンはミュンヘン市内観測所(München-Stadt)、フランクフルトはフランクフルト空港観測所(Frankfurt/Main)の値を四捨五入しました。今年の天気は出発前に公式の天気予報でご確認ください。
- 5月:ミュンヘン 最高19°C、最低9°C、降水量107mm/フランクフルト 最高20°C、最低9°C、降水量60mm
- 6月:ミュンヘン 最高23°C、最低13°C、降水量121mm/フランクフルト 最高24°C、最低13°C、降水量55mm
- 9月:ミュンヘン 最高20°C、最低10°C、降水量78mm/フランクフルト 最高21°C、最低11°C、降水量48mm
現地で何をする?
ミュンヘンは旧市街のマリエン広場から始まります。新市庁舎の塔にある仕掛け時計は毎日午前11時と正午に動き、3〜10月は午後5時にも上演があります。徒歩2分のフラウエン教会、ヴィクトゥアーリエンマルクト(日曜休み)、レジデンツを見たあと、英国庭園を散策してビアガーデンへ。トラムでニンフェンブルク宮殿にも行けます。
近郊には、ガイドツアーでのみ見学できるノイシュヴァンシュタイン城(列車でフュッセンへ行き、そこからバスで約15分)と、ダッハウ強制収容所記念館があります。ノイシュヴァンシュタイン城は、時間指定のツアーチケットを公式オンラインショップで事前に購入するのが確実です。
フランクフルトでは、レーマーベルクと市庁舎レーマー、高さ約95mの西塔へ328段の階段で上るカイザードーム、2018年に完成した新旧市街、1848年にドイツ初の国民議会が開かれたパウル教会、ゲーテハウスが歩いて回れる距離にあります。アイゼルナー・シュテークを渡るとシュテーデル美術館(月曜休館)のある博物館河岸と、リンゴ酒の地区ザクセンハウゼンです。Uバーンでパルメンガルテンにも行けます。
食べ物も違います。ミュンヘンはヴァイスヴルスト(白ソーセージ)、ブレッツェル、シュヴァイネハクセとビアガーデン文化、フランクフルトはリンゴ酒、七種類のハーブで作るグリューネ・ゾーセ、フランクフルター・ソーセージが代表です。


選び方と組み合わせ方
アルプス方面への日帰り旅行や宮殿、公園までゆったり楽しむならミュンヘン。短い日程で旧市街と博物館を歩き、パリ、ウィーン、ブリュッセル、バーゼル、アムステルダムなどへ向かう列車がある中央駅からほかの都市へ移るならフランクフルトが向いています。
二都市を一度の旅に組み込むなら、都市間の列車の所要時間と料金はガイドに載っていないので、ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)の公式情報でご確認ください。ドイチュラントチケットにはICEなどの長距離列車は含まれません。
入国条件(ビザ、ETIASなど)は出発前に公式情報をご確認ください。日曜日にも注意しましょう。ミュンヘン市によると、ガソリンスタンドとパン屋を除く店は日曜に閉まり(中央駅構内の店は営業)、フランクフルトのクラインマルクトハレも日曜・祝日は休みです。出発前に自国政府のドイツに関する最新の渡航情報もご確認ください。
ミュンヘン旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
フランクフルト旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
よくある質問
初めてのドイツならどっち?
3泊以上滞在して宮殿、公園、ビアガーデン、近郊への日帰り旅行まで楽しむならミュンヘン、1〜2泊の短い日程で旧市街と博物館を歩いて見るならフランクフルトが向いています。
どちらが安い?
二つのガイドは予算の基準が違うため、言い切れません。ミュンヘンのガイドの中級予算は一日約200〜280ユーロで、フランクフルトのガイドは市内一日券7.75ユーロなどの交通費と入場料を示し、宿泊費は予約サイトで確認するよう案内しています。
いつ行くのがいい?
二つのガイドのよい時期が重なる5〜9月が無難です。9月中旬〜10月上旬のオクトーバーフェスト期間は、ミュンヘンのホテルが数か月前から埋まるので早めに予約しましょう。
空港から市内までどのくらい?
ミュンヘンはS1とS8で中央駅まで約40分です。フランクフルトはS8とS9が市内へ向かい、タクシーなら約20〜30分です。市内専用の切符では空港へ行けないので、市内–空港の切符を買ってください。
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