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ベルリンとミュンヘン、初めてのドイツはどっち?

ドイツの首都ベルリンとバイエルンの州都ミュンヘン、初めてならどっち?空港から市内、日数と予算、同じ月の平年値、見どころを比べました。
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ひと言で選ぶなら
ベルリンはドイツの首都です。再統一の象徴ブランデンブルク門、歩いて上れるガラスのドームがある連邦議会議事堂、ユネスコ世界遺産の博物館島がそろい、ベルリンの壁の跡や、12の区それぞれに異なる街の雰囲気も楽しめます。近郊ポツダムのサンスーシ宮殿へも日帰りで行けます。
ミュンヘンはバイエルンの州都です。マリエン広場を中心とする旧市街、王宮(レジデンツ)、広大な英国庭園、ビアガーデン文化がそろい、毎年秋にはオクトーバーフェストが開かれます。ノイシュヴァンシュタイン城などアルプス方面への日帰り旅行の拠点にも最適です。
おすすめの日数はどちらも3〜4泊なので、日数より見たいもので選びましょう。こんな人に:ベルリンは壁と分断の歴史、博物館、ナイトライフやストリートフードのある街歩きを楽しみたい人。ミュンヘンは宮殿、公園、ビアガーデンとアルプス方面への日帰り旅行を楽しみたい人。

空港から市内へ
ベルリン・ブランデンブルク空港(BER)の空港駅は第1ターミナルの真下、U2階にあります。空港急行FEXは午前4時〜午前1時に15分間隔で、ズュートクロイツ、ポツダム広場、中央駅を結び、中央駅まで約23分です。2026年12月までは、FEXとRE20を合わせて1時間に4本の運行です。空港は運賃ゾーンCにあるため、市内まではABC券が必要です。
同じ駅からSバーンS9・S85も20分間隔で出ており、第1ターミナル到着階(E0)前からは急行バスX7が地下鉄U7のルードー駅(U Rudow)へ向かいます。深夜に到着した場合は、夜行バスN60とN7が利用できます。タクシーは第1ターミナル前E0階の乗り場で認可タクシーに乗りましょう。
ミュンヘン空港(MUC)では、Sバーン S1とS8が交互に運行し、およそ10分ごとに市内へ向かいます。中央駅まで約40分で、S8は終夜運行です(午前1〜4時は約40分間隔)。空港はMVVの運賃ゾーン5にあるため、空港と市内を一日乗れるAirport-City-Day-Ticketが手軽です。荷物が多く乗り換えを避けたいなら、中央駅まで約20分ごとに走る空港バスもあります。
- ベルリンのFEX:中央駅まで約23分、ポツダム広場まで約19分、ABC片道券5.00ユーロ
- ベルリンのS9・S85、急行バスX7:ABC片道券5.00ユーロ(所要時間は公式情報をご確認ください)
- ベルリンのタクシー:第1ターミナル前E0階の北・南乗り場(料金は公式情報をご確認ください)
- ミュンヘンのS1・S8:中央駅まで約40分、Airport-City-Day-Ticket 約17.50ユーロから(公式情報をご確認ください)
- ミュンヘンの空港バス:中央駅まで約45分(交通状況による。料金は公式情報をご確認ください)
何日必要?予算は?
おすすめの日数は、どちらの都市も3〜4泊です。ベルリンの日程は、連邦議会議事堂とブランデンブルク門、博物館島、壁の史跡にそれぞれ1日ずつ使い、最終日にポツダムのサンスーシ宮殿かシャルロッテンブルク宮殿へ行きます。ミュンヘンの日程は、旧市街、レジデンツと英国庭園、ノイシュヴァンシュタイン城への日帰り旅行、ニンフェンブルク宮殿で4日間を回り、ダッハウ記念館を訪れるなら別に半日確保します。
予算は同じ基準で比べにくいため、どちらが安いとは言い切れません。ミュンヘンは一日の予算を段階別に考え、ベルリンは交通費と入場料を足したうえで、宿泊費と食費は日によって大きく変わるので予約サイトで確認しましょう。
- ミュンヘンの一日予算:節約 約90〜120ユーロ、中級 約200〜280ユーロ、高級 約500ユーロ以上(オクトーバーフェスト期間はさらに高くなります)
- ミュンヘンの交通:片道券 約4.20ユーロから、ゾーンMの一日券 約10.10ユーロから(翌日の午前6時まで有効)
- ベルリンの交通:AB片道券4.00ユーロ、AB 24時間券11.20ユーロ、ウェルカムカード72時間券(AB)39.50ユーロ
- ベルリンの入場料の例:博物館島共通券24ユーロ(18歳以下無料)、ベルリン大聖堂15ユーロ、シャルロッテンブルク旧宮殿12ユーロ、サンスーシ宮殿14ユーロ、ベルリンの壁記念館は無料
- ベルリンの宿泊税:有料の宿泊に7.5%
- Deutschland-Ticket(ドイツ全土の近距離・地域交通の月額定期購読):63ユーロ。IC・EC・ICEなどの長距離列車は含まれません
気候:同じ月で比べる
どちらの都市も5〜9月がよい時期です。ベルリンはこの時期の日中の最高気温が20〜25°Cで観光に最適で、ミュンヘンはビアガーデンが本格的ににぎわう晩春から初秋が最も活気のある時期です。この5か月の平年値を並べると次のとおりです。
5か月とも、日中の最高気温と夜の最低気温は両都市でほぼ同じです。降水量は5か月ともミュンヘンのほうがベルリンより多くなります。
イベントも違います。ミュンヘンのオクトーバーフェストは9月中旬から10月上旬に開かれ(2027年は9月18日〜10月3日)、この期間はホテルが数か月前から埋まります。ベルリンでは毎年10月に8日間、光の祭典(Festival of Lights)が無料で開かれます。クリスマスマーケットはベルリンがふつう11月末(待降節第1日曜日、一部は11月初めから)、ミュンヘンは待降節のころに開かれます。
平年値はドイツ気象局(DWD)の1991–2020年のデータで、ベルリンはベルリン・テンペルホーフ観測所(Berlin-Tempelhof)、ミュンヘンはミュンヘン市内観測所(München-Stadt)の値を四捨五入しています。今年の天気は出発前に公式の予報でご確認ください。
- 5月:ベルリン 最高20°C・最低9°C・降水量52mm / ミュンヘン 最高19°C・最低9°C・降水量107mm
- 6月:ベルリン 最高23°C・最低13°C・降水量58mm / ミュンヘン 最高23°C・最低13°C・降水量121mm
- 7月:ベルリン 最高25°C・最低15°C・降水量72mm / ミュンヘン 最高25°C・最低15°C・降水量119mm
- 8月:ベルリン 最高25°C・最低15°C・降水量58mm / ミュンヘン 最高25°C・最低15°C・降水量117mm
- 9月:ベルリン 最高20°C・最低11°C・降水量47mm / ミュンヘン 最高20°C・最低10°C・降水量78mm
現地で何をする?
ベルリンはミッテから始まります。1791年に建てられたブランデンブルク門は24時間見学でき、連邦議会議事堂のガラスドームは無料ですがオンラインでの事前予約が必須です。博物館島では新博物館のネフェルティティの胸像を見て(月曜休館)、ベルリン大聖堂のドームの上の展望回廊に上りましょう。ペルガモン博物館は公式には2027年6月4日に再開予定です。
分断の歴史をたどるなら、本物の壁の一部と監視塔が残るベルナウアー通りのベルリンの壁記念館(無料)と、全長1,300mを超える現存する最も長い壁の区間、イーストサイドギャラリーへ。夜はバーやクラブ、ストリートフードが豊富なフリードリヒスハイン・クロイツベルクがにぎわいます。近郊へは、ABC券でポツダムのサンスーシ宮殿へ日帰りで行けます(時間指定券を事前購入)。
ミュンヘンは旧市街のマリエン広場から始まります。新市庁舎の塔にある仕掛け時計(グロッケンシュピール)は毎日午前11時と正午に動き、3〜10月は午後5時にも上演があります。徒歩二分のフラウエン教会、ヴィクトゥアーリエンマルクト(日曜休み)、レジデンツを見たら、英国庭園で散策とビアガーデンを楽しみ、トラムでニンフェンブルク宮殿へも行けます。
近郊には、ガイドツアーでのみ見学できるノイシュヴァンシュタイン城(列車でフュッセンへ行き、そこからバスで約15分)と、ダッハウ強制収容所記念館があります。食べ物は、ベルリンがカリーヴルスト、アイスバイン、プファンクーヘン、ミュンヘンがヴァイスヴルスト、ブレッツェル、シュヴァイネハクセとビアガーデン文化が代表的です。


どう選ぶ?両方を組み合わせるなら
歴史と博物館、街歩きとナイトライフならベルリン、宮殿と公園、ビアガーデン、アルプス方面への日帰り旅行ならミュンヘンが合います。どちらの都市も日曜日はほとんどの店が閉まります(ベルリンは空港や鉄道駅など一部を除く。ミュンヘンはガソリンスタンド、パン屋、中央駅構内の店は営業)。ベルリンは月曜休みの博物館や宮殿が多いので、月曜はブランデンブルク門や壁の屋外展示など、いつでも見られる場所を予定に入れましょう。
二つの都市を一度の旅で回るなら、都市間の列車の所要時間と運賃は鉄道の公式情報でご確認ください。Deutschland-TicketにはICEなどの長距離列車は含まれません。どちらの都市も小さな店には現金のみ、または現金を好むところがあるので、ユーロの現金を少し用意しておきましょう。
入国の要件は出発前に公式情報をご確認ください。自国政府のドイツに関する最新の渡航情報もご確認ください。
ベルリン旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
ミュンヘン旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
よくある質問
初めてのドイツ、ベルリンとミュンヘンのどちらがいいですか?
どちらも3〜4泊がおすすめです。壁の史跡や博物館、街ごとに違う雰囲気を楽しむならベルリン、宮殿、公園、ビアガーデンとノイシュヴァンシュタイン城への日帰り旅行ならミュンヘンが合います。
どちらが安いですか?
同じ基準で比べにくいため、言い切れません。ミュンヘンの中級予算は一日約200〜280ユーロで、ベルリンはAB 24時間券11.20ユーロなどの交通費と入場料を足し、宿泊費は予約サイトで確認しましょう。
いつ行くのがいいですか?
どちらも5〜9月がよい時期です。この5か月の平年の日中最高気温は両都市でほぼ同じで、降水量はミュンヘンのほうがベルリンより多くなります。9月中旬〜10月上旬のオクトーバーフェスト期間は、ミュンヘンのホテルが数か月前から埋まります。
空港から市内までどのくらいかかりますか?
ベルリンはFEXで中央駅まで約23分、ABC片道券は5.00ユーロです。ミュンヘンはS1・S8で中央駅まで約40分で、空港と市内を一日乗れるAirport-City-Day-Ticketが手軽です。
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ⓘ 写真の出典
- Reichstag building · Jörg Braukmann / CC BY-SA 4.0