プラハ旅行ガイド

ヴルタヴァ川をはさんでプラハ城と旧市街が向かい合う、中世の路地と赤い屋根の街です。名所を歩いてつなぎやすく、建築や歴史、夜景が好きな人に向いています。トラムと地下鉄で移動も簡単です。

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Several bridges crossing the Vltava under an autumn sky, with historic riverside buildings
The Vltava and Prague's bridges from Letná · 写真: Dmitry A. Mottl / CC BY-SA 4.0

プラハ旅行の準備

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ひと目でわかる基本情報

通貨
CZK (Kč)
電圧・プラグ
230V · プラグの形状は出発前に確認
車の通行
右側通行
チップ
必須ではないが慣習あり、通常10%まで
現地の言語
Čeština
おすすめ滞在日数
4〜5日

緊急連絡先

ベストシーズン

春(4〜6月)と秋(9〜10月)が散策に最も快適です。夏は最も混雑し、冬は寒いものの、待降節の期間には旧市街広場やヴァーツラフ広場などでクリスマスマーケットが開かれます。プラハ城の各建物の見学時間は季節によって変わるので、公式情報をご確認ください。

月別の平年気温・降水量

最も暖かい月7月(平均最高26.5°C)・最も涼しい月1月(平均最低-0.4°C)・降水量が最も多い月6月(68.6mm)

最高 °C最低 °C降水量 mm
1月3.9°-0.4°18.1
2月5.6°0.1°16.2
3月10.0°2.9°26.3
4月16.1°7.0°24.7
5月20.9°11.3°58.1
6月24.4°14.9°68.6
7月26.5°16.8°67.4
8月25.9°16.5°61.9
9月20.4°12.5°33.9
10月14.4°8.2°29.8
11月8.5°4.3°26.2
12月4.8°0.8°22.6

日最高・日最低気温の月平均と月降水量の平年値です。年によって異なります。

出典:チェコ水文気象研究所(ČHMÚ)・プラハ・クレメンティヌム観測所・1991–2020年の平年値 —元の資料

空港から市内へ

ヴァーツラフ・ハヴェル空港(PRG):エアポート・エクスプレス(AE)バス

空港とプラハ中央駅(Hlavní nádraží、地下鉄C線)を直結するバスで、大きな荷物用のスペースがあります。一般の公共交通乗車券は使えません。AE専用の乗車券を到着ホールのビジターセンターか運転手から買います。

所要時間 約33〜40分(交通状況による)料金 約200コルナ

59番バス+地下鉄A線

空港と地下鉄A線のナードラジー・ヴェレスラヴィーン(Nádraží Veleslavín)駅を結ぶ市バスです。乗車前に一般のPID乗車券を買い、A線に乗り換えて旧市街方面へ向かいます。

所要時間 バス約15〜17分+地下鉄料金 約46〜50コルナ(90分券、アプリまたは紙の乗車券)

100番バス+地下鉄B線

空港と地下鉄B線のズリチーン(Zličín)駅を結ぶ市バスです。夜間は910番と907番のバスが代わりに運行するので、時刻表は公式情報をご確認ください。

所要時間 バス約16〜18分+地下鉄料金 約46〜50コルナ(90分券、アプリまたは紙の乗車券)

空港公式タクシー

空港公式のタクシー乗り場は第1・第2ターミナル到着ホールのすぐ前にあります。アプリ、キオスク、カウンターで予約し、六桁のPINを運転手に伝えます。料金は公式情報をご確認ください。

所要時間 公式情報をご確認ください(交通状況による)料金 公式情報をご確認ください

市内の移動

PID乗車券(30分・90分・24時間・72時間)

地下鉄、トラム、バスで共通に使える時間制の乗車券です。紙の乗車券は最初の乗車時に一度だけ、車内か地下鉄の改札エリア入口で刻印する必要があります。車内のタッチ決済専用端末で買った乗車券は有効時間が印字されているので、刻印は不要です。

PID Lítačkaアプリ

公式アプリですべての種類の乗車券が買え、紙より少し安くなります。アプリの乗車券は有効化の一分後から使えるので、トラムやバスが来る前に有効化しておきましょう。

地下鉄A・B・C線

三路線が中心部を通り、空港バスとも接続しています。運行時間はおおむね午前5時から深夜までです。

トラムと徒歩

トラムは旧市街、マラー・ストラナ、ヴィノフラディを結び、車窓の眺めも楽しめます。旧市街とカレル橋周辺は歩いて巡るのがいちばんです。

プラハ・ビジターパス

プラハ観光局の公式シティカードで、48・72・120時間有効です。空港アクセスを含む公共交通機関と、多くの名所の無料入場や割引が含まれます。大人約2,700〜3,900コルナなので、名所をたくさん回る予定なら元が取れます。

泊まるならこのエリア

旧市街(スタレー・ムニェスト)

おすすめ: 初めての旅行、徒歩での観光

旧市街広場、天文時計、カレル橋がすべて歩いて行ける距離にあります。日中はとても混雑し、ホテル代も高めです。

マラー・ストラナ

おすすめ: 雰囲気、プラハ城の近く

カレル橋を渡ったプラハ城のふもとに広がるバロック様式の路地の街で、夕方の散歩が素敵です。坂と石畳が多く、大きなスーツケースには不便です。

新市街(ノヴェー・ムニェスト、ヴァーツラフ広場)

おすすめ: 交通、ショッピング

ヴァーツラフ広場周辺に地下鉄の路線が集まり、とても便利です。にぎやかなエリアなので、夜遅くまでうるさいことがあります。

ヴィノフラディ

おすすめ: 地元の雰囲気、静かな滞在

公園やカフェが多い住宅街で、中心部へ地下鉄やトラムですぐです。名所へは公共交通機関を使う必要があります。

プラハの宿泊マップ

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地図・料金: Stay22 — 予約は各サイトで

必見スポット

  1. プラハ城

    見学コースには聖ヴィート大聖堂、旧王宮、聖イジー教会、黄金の小道が含まれます。セキュリティチェックがあるので大きな荷物は持って行かないようにしましょう。大聖堂は典礼のために見学時間が短くなる日があるので、公式のお知らせをご確認ください(料金は公式情報をご確認ください)。

    Prague Castle lit up at dusk and reflected in the Vltava
    Prague Castle · 写真: Diego Delso, delso.photo / CC BY-SA 4.0
  2. カレル橋

    ヴルタヴァ川に架かり、三十体の像が並ぶ橋で、無料で歩いて渡れます。早朝がいちばんすいていて、両端の橋塔の展望台は有料です。

    Charles Bridge spanning the Vltava, with its bridge tower
    Charles Bridge · 写真: Daniel Vorndran / DXR / CC BY-SA 4.0
  3. 旧市街広場と天文時計

    旧市庁舎の天文時計は約六世紀にわたって時を告げてきた名物で、毎正時に十二使徒の人形が現れます。旧市庁舎の塔と内部の見学は有料です(営業時間は公式情報をご確認ください)。

    The twin towers of the Týn Church on Old Town Square in the blue hour
    Týn Church, Old Town Square · 写真: Diego Delso, delso.photo / CC BY-SA 4.0
  4. ユダヤ人地区(プラハ・ユダヤ博物館)

    一枚の基本チケットで複数のシナゴーグと旧ユダヤ人墓地を見学できます。公式には土曜日とユダヤ教の祝日は休館です。

  5. ペトシーンの丘

    エッフェル塔を小さくしたような展望塔が立つ丘です。ケーブルカーは2026年9月22日に新しい車両で運行を再開し、24時間券と72時間券でも乗れます。

  6. ヴィシェフラド

    ヴルタヴァ川を見下ろす岩山に立つ古い城塞で、ロマネスク様式のロトゥンダ、聖ペテロ・パウロ教会、スラヴィーン国民墓地があります。川の眺めが素晴らしく、観光客は比較的少なめです。

  7. ヴルタヴァ川クルーズ

    川の上からプラハ城とカレル橋を眺めます。夕暮れ時の便なら夜景も楽しめます。スケジュールと料金は公式情報をご確認ください。

ツアー・チケット →

ぜひ食べたいもの

スヴィーチコヴァー

ローストビーフに野菜のクリームソースとパンのダンプリングを添えた、チェコを代表する料理です。

グラーシュとクネドリーキ

肉を玉ねぎやパプリカと煮込んだシチューで、パンやじゃがいものダンプリング(クネドリーキ)と一緒に食べます。

ローストダック

カリッと焼いた鴨にダンプリングと煮込んだキャベツを添えた、昔ながらの人気料理です。

チェコビール

ビール文化が深く根付いているので、地元のパブで生ビールとおつまみを味わってみましょう。

トゥルデルニーク(チムニーケーキ)

棒に生地を巻きつけて焼いたお菓子で、観光地のどこでも売られています。チェコ政府観光局も、起源に諸説ある観光客向けのお菓子として紹介しています。

1日の予算(1人)

節約一日約1,500〜2,500コルナ:ホステル、パブやスーパーでの食事、公共交通機関
標準一日約4,000〜6,000コルナ:中級ホテル、レストラン、有料の名所一〜二か所
ゆったり一日約10,000コルナ以上:高級ホテル、ガイドツアー、タクシー

金額は現地通貨のおおよその目安です。為替レートは出発前に確認してください。

モデルコース

  1. 1日目

    AEバスか市バス+地下鉄で市内へ移動してチェックイン、旧市街広場で正時の天文時計を見て、夕暮れのカレル橋を散歩。

  2. 2日目

    午前はプラハ城(聖ヴィート大聖堂、旧王宮、黄金の小道)、マラー・ストラナの路地を歩き、ケーブルカーでペトシーンの丘の展望塔へ。

  3. 3日目

    ユダヤ人地区とユダヤ博物館(土曜日は休館なので別の日に)、ヴァーツラフ広場と新市街、夜はヴルタヴァ川クルーズ。

  4. 4日目

    早朝のカレル橋、トラムでヴィシェフラドへ行って川の眺めを楽しみ、ヴィノフラディでゆっくり昼食をとってから空港へ。

現地のヒント

料金・所要時間は2026-09時点の目安で、変わることがあります。ビザ・入国の条件は出発前に必ず公式情報で確認してください。

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