富山 旅行ガイド

晴れた空の下、堀に映る富山城の天守と石垣。
富山城 · 写真: 663highland / CC BY 2.5

北に富山湾、南東に標高3,000m級の立山連峰を望む北陸の街です。路面電車で富山城や富山市ガラス美術館をめぐり、運河クルーズで北前船の港町・岩瀬まで行けます。富山湾の旬の魚で握る寿司や、100年以上受け継がれてきた郷土料理「ます寿し」も有名です。

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韓国外交部の渡航警報: 警報なし · 一部地域あり

国内のほかの地域: レベル3(出国勧告) — 一部地域: レベル3(出国勧告):福島第一原発から半径30km以内および日本政府指定の避難指示区域 / その他の地域は旅行警報なし

上記の地域は訪問の取りやめ・延期が勧告されています(ほかの地域は詳細で確認)。

2026年10月26日確認 · 詳細 ↗ これは韓国政府の渡航警報です。ご自身の国の政府の渡航情報も確認してください。

富山旅行の準備

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このページの内容

ひと目でわかる基本情報

通貨
JPY (¥)
電圧・プラグ
100V · タイプ A/B
車の通行
左側通行
チップ
不要
現地の言語
日本語
おすすめ滞在日数
1泊2日~2泊3日(アルペンルートを含む)

緊急連絡先

ベストシーズン

4~5月は雨が最も少なく(月約123~135mm)、平均最高気温は約18~23度で歩きやすい時期です。7~8月は平均最高気温約30~31度で暑くなります。12~1月は月約259~282mmと雨や雪が最も多く、12~2月は平均最高気温約6~10度、平均最低気温約0~3度で雪が降ります(1月の平均降雪量104cm)。おわら風の盆は毎年9月1~3日に開かれます。立山黒部アルペンルートの2026年度営業予定は4月15日~11月30日です。

月別の平年気温・降水量

最も暖かい月8月(平均最高31.4°C)・最も涼しい月2月(平均最低0.1°C)・降水量が最も多い月12月(281.6mm)

最高 °C最低 °C降水量 mm
1月6.3°0.2°259.0
2月7.4°0.1°171.7
3月11.8°2.6°164.6
4月17.6°7.4°134.5
5月22.7°12.9°122.8
6月25.7°17.7°172.6
7月29.8°22.1°245.6
8月31.4°23.2°207.0
9月27.0°19.1°218.1
10月21.6°13.1°171.9
11月15.7°7.3°224.8
12月9.5°2.5°281.6

日最高・日最低気温の月平均と月降水量の平年値です。年によって異なります。

出典:気象庁・富山観測所・1991–2020年の平年値 —元の資料

空港から市内へ

空港バス(富山空港線)→ 富山駅

富山地方鉄道が運行し、富山駅前行きは航空便到着後、目安として約10分後に乗車客を確認して発車します。総曲輪・城址公園前・富山市役所前を経て富山駅前へ。着席定員制のため、満席の場合は乗車できないことがあります。車内と空港の自動券売機では2,000円以上の紙幣は使えません。クレジットタッチ決済(降車時にタッチ)が使えます。

所要時間 公式時刻表で確認料金 470円(富山駅⇔富山空港 一律)

タクシー

タクシー乗り場は国内線到着ロビーを出てすぐです。料金は空港公式サイトの概算で、渋滞などにより変わることがあります。

所要時間 富山駅まで約20分(9.2km)料金 約3,000円(概算)

市内の移動

市内電車(路面電車)

1乗車大人240円・小人120円(現金・全国交通系ICカード同額)。3系統の環状線は富山駅と中心市街地を約28分で一周し、15分間隔で運行しています。富山駅から国際会議場前(富山城)まで約7分です。

富山港線(路面電車)→ 岩瀬

富山駅から岩瀬浜行きに乗り、東岩瀬駅まで約23分。駅から岩瀬のまちなみまで徒歩約10分です。

JR高山本線 → 八尾

富山駅から越中八尾駅まで約25分です。

新幹線・特急

北陸新幹線で金沢駅まで約20分、東京駅からは最速2時間5分です。高山駅へは高山本線の特急ひだで約1時間30分。時刻と運賃はJR各社のサイトで確認してください。

泊まるならこのエリア

富山駅・まちなか

おすすめ: 初めての富山、城と美術館

空港バスも路面電車も通ります。富山城、富山市ガラス美術館、高さ70mから360度見渡せる無料の富山市役所展望塔まで電車ですぐです。

環水公園・岩瀬

おすすめ: 水辺の散歩、アート、港町

富山駅から徒歩約9分の富岩運河環水公園のほとりに富山県美術館があり、運河クルーズや路面電車で北の港町・岩瀬へ足を延ばせます。

八尾

おすすめ: 石畳の町並み、おわら風の盆

富山駅からJRで約25分。木造の町家と石畳の坂道が続く山里の町で、電線を家の裏に通しているため、すっきりとした町並みです。徒歩圏内に酒蔵が2つあります。

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必見スポット

  1. 富山城(富山市郷土博物館)

    1543年に神保長職が築き、その後、佐々成政や前田家の居城となりました。1954年に再建された天守は国の登録有形文化財で、内部は400年以上の城の歴史を紹介する郷土博物館です。9:00~17:00(入館は16:30まで)、大人210円(高校生以下無料、特別展開催中は料金が異なります)、年末年始(12月28日~1月4日)休館。国際会議場前電停から徒歩2分。

  2. 富山市ガラス美術館

    隈研吾氏設計の複合施設「TOYAMAキラリ」内にあります。薬びんづくりから発展した「ガラスの街とやま」を象徴する美術館で、現代ガラス美術を常設展・企画展で紹介しています。9:30~18:00(入場は閉館30分前まで)、第1・3水曜日と年末年始休館。常設展は一般・大学生200円、高校生以下無料。路面電車グランドプラザ前から徒歩約2分。

  3. 富岩運河環水公園・富山県美術館

    富山駅から徒歩約9分の水辺の公園で、天門橋の展望台から立山連峰を望めます。公園のほとりの富山県美術館(TAD)では、ピカソ・ミロ・シャガールからポスターや椅子のデザインまで展示しています。9:30~18:00(入館は17:30まで)、水曜日(祝日を除く)・祝日の翌日・年末年始休館、コレクション展一般350円。屋上庭園「オノマトペの屋上」は無料(8:00~22:00、12月1日~3月15日は冬季休園)。

    運河にかかるアーチ形の天門橋と、丸窓のある二つのれんがの塔。
    富岩運河環水公園の天門橋 · 写真: さかおり / CC BY-SA 4.0
  4. 富岩水上ラインと岩瀬

    環水公園から岩瀬カナル会館まで運河を約60分で進むクルーズで、途中「水のエレベーター」と呼ばれる中島閘門を通ります。片道2,500円(路面電車片道乗車券付)、小学生は半額。2026年の運航期間は3月20日~11月23日です。終点の岩瀬は江戸時代に北前船の寄港地として栄えた港町で、馬場家(旧馬場家住宅、9:00~17:00、大人100円、現金のみ)で当時の面影にふれられます。

    晴れた空の下、格子が長く続く旧馬場家住宅の木造の正面。
    岩瀬・旧馬場家住宅 · 写真: Suikotei / CC BY 4.0
  5. 八尾とおわら風の盆

    およそ300年の歴史を持つおわら風の盆は、毎年9月1日から3日間開かれます。通りに数千のぼんぼりが灯り、三味線と胡弓の音色に合わせて編笠の踊り手が11の町を流し歩きます。祭り以外の時期も、石畳の町並みや和紙の店、酒蔵をゆっくり歩けます。

    木造の町家が並ぶ石畳の道と、その奥の緑の丘。
    八尾・諏訪町本通り · 写真: 掬茶 / CC BY-SA 4.0
  6. 立山黒部アルペンルート

    富山県側の立山駅と長野県側の扇沢駅をケーブルカー・高原バス・ロープウェイなどで結ぶ、総距離37.2km、最大高低差1,975mの山岳観光ルートです(一般車両は通行不可)。2026年度営業予定は4月15日(水)~11月30日(月)。標高2,450mの室堂ターミナルから火山湖「みくりが池」まで徒歩約10~15分で、高さ186mで日本一の黒部ダムも通ります。運賃は公式サイトで確認してください。

    残雪の立山の稜線を映すみくりが池。
    みくりが池と立山 · 写真: Saigen Jiro / CC0

ツアー・チケット →

ぜひ食べたいもの

富山湾の寿司

「キトキト」(とれたて新鮮という意味の方言)な富山湾の魚で握る寿司です。春はホタルイカ、夏はシロエビ、秋は紅ズワイガニ、冬は寒ブリと、季節ごとに味わいが変わります。

ます寿し

脂ののったマスと酢飯を重ねた押し寿司で、100年以上受け継がれてきた郷土料理です。市内に20軒以上の専門店があり、駅弁やお土産としても人気です。

富山ブラックラーメン

戦後から受け継がれてきたラーメンで、醤油ベースの真っ黒なスープが特徴です。

ホタルイカ

青く光るイカで、4~6月に富山県沖でとれます。醤油漬け、酢味噌、刺身、干して焼いたものなどで味わいます。

シロエビ

富山湾にすむ希少なエビで、繊細な甘みが特徴です。刺身や寿司、丼で楽しめます。

もつ煮込みうどん

地元で長く愛されてきた、もつを煮込んだうどんです。

1日の予算(1人)

節約交通:路面電車1乗車240円。入館料:ガラス美術館常設展200円、郷土博物館210円、富山県美術館コレクション展350円、市役所展望塔無料。宿泊・食事は日程で変わるため予約サイトで確認してください
標準空港バス(470円)、富岩水上ライン片道(2,500円、路面電車片道乗車券付)、旧馬場家住宅(100円)を加えます。宿泊・食事は予約サイトで確認してください
ゆったり立山黒部アルペンルートを加えます。運賃は公式サイトで確認してください(2026年2月27日現在の運賃を掲載、今後変更の可能性あり)。予算の大半は宿泊費なので、日程ごとの料金を予約サイトで比べてください

観光庁の調査(2025年)によると、観光・レジャー目的で富山県を訪れた外国人旅行者の1人1回当たりの消費額は平均約3.4万円(都道府県間の交通費を除く)です。日程や宿泊先によって大きく変わります。

金額は現地通貨のおおよその目安です。為替レートは出発前に確認してください。

モデルコース

  1. 1日目

    空港バスで富山駅へ、環状線の路面電車で富山城(郷土博物館)、市役所展望塔から立山連峰を眺め、富山市ガラス美術館へ。夕食は富山湾の寿司か富山ブラックラーメン。

  2. 2日目

    環水公園と富山県美術館、運航期間中なら富岩水上ラインで岩瀬へ。岩瀬のまちなみを散策し、路面電車で富山駅へ戻ります。もう1日あればアルペンルート(2026年度は4月15日~11月30日)かJRで八尾へ。

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