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富山は何日必要?1泊2日の回り方と移動

富山は1泊2日で市内を回れます。1日目は路面電車で富山城とガラス美術館、2日目は環水公園から運河クルーズで岩瀬へ。もう1日あればアルペンルートか八尾を加えます。
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全体像:市内は1泊2日、アルペンルートまでなら2泊3日
富山ガイドがすすめる日数は1泊2日~2泊3日(アルペンルートを含む)です。市内の見どころは富山駅を中心に路面電車と徒歩で行ける範囲にまとまっているので、1日目は富山城や美術館のあるまちなか、2日目は環水公園から運河沿いに北の港町・岩瀬へ進むと、2日間にうまく収まります。
もう1日あれば、標高2,450mの室堂を通る立山黒部アルペンルートか、JRで約25分の石畳の町・八尾を加えて2泊3日にします。アルペンルートの2026年度営業予定は4月15日~11月30日、富岩水上ラインの2026年の運航期間は3月20日~11月23日なので、日程によって組める内容が変わります。
1日目:空港バス → 富山城 → 市役所展望塔 → ガラス美術館
富山空港からは、富山地方鉄道が運行する空港バス(富山空港線)で富山駅へ向かいます。運賃は470円一律で、富山駅前行きは航空便到着後、目安として約10分後に乗車客を確認して発車します。着席定員制のため満席の場合は乗車できず、車内と空港の自動券売機では2,000円以上の紙幣が使えないので、1,000円札や小銭を用意してください。クレジットタッチ決済(降車時にタッチ)は使えます。タクシーなら富山駅まで約20分(9.2km)、空港公式サイトの概算で約3,000円です。
富山駅からは3系統の環状線の路面電車に乗ります。国際会議場前まで約7分、電停から徒歩2分で富山城です。1954年に再建された天守は国の登録有形文化財で、内部は400年以上の城の歴史を紹介する郷土博物館です。
続いて、高さ70mから360度見渡せる無料の富山市役所展望塔から立山連峰を眺め、隈研吾氏設計の複合施設「TOYAMAキラリ」内の富山市ガラス美術館へ。路面電車グランドプラザ前から徒歩約2分です。夕食は富山湾の寿司か、醤油ベースの真っ黒なスープが特徴の富山ブラックラーメンで締めくくりましょう。
- 富山城(郷土博物館):9:00~17:00(入館は16:30まで)、大人210円(高校生以下無料、特別展開催中は料金が異なります)、12月28日~1月4日休館
- 富山市ガラス美術館:9:30~18:00(入場は閉館30分前まで)、第1・3水曜日と年末年始休館、常設展は一般・大学生200円(高校生以下無料)
- 路面電車:1乗車大人240円・小人120円。環状線は約28分で一周、15分間隔
2日目:環水公園 → 運河クルーズ → 岩瀬
富山駅から徒歩約9分で富岩運河環水公園です。天門橋の展望台から立山連峰を望み、公園のほとりの富山県美術館(TAD)でピカソ・ミロ・シャガールからポスターや椅子のデザインまで見て回ります。屋上庭園「オノマトペの屋上」は無料です(8:00~22:00、12月1日~3月15日は冬季休園)。
運航期間中なら、環水公園から富岩水上ラインで岩瀬カナル会館まで運河を約60分進みます。途中で「水のエレベーター」と呼ばれる中島閘門を通ります。片道2,500円で路面電車片道乗車券付き(小学生は半額)です。運河の水草除去や施設メンテナンスのための運休日があるので(2026年は10月6日、11月10日)、運航スケジュールを公式サイトで確認してください。
岩瀬は江戸時代に北前船の寄港地として栄えた港町です。旧馬場家住宅で当時の面影にふれ、まちなみを歩いたら、東岩瀬駅まで徒歩約10分、富山港線の路面電車で富山駅まで約23分で戻れます。クルーズに乗れない日は、行きも富山駅から岩瀬浜行きの路面電車に乗りましょう。
- 富山県美術館:9:30~18:00(入館は17:30まで)、水曜日(祝日を除く)・祝日の翌日・年末年始休館、コレクション展一般350円
- 旧馬場家住宅:9:00~17:00、大人100円、現金のみ
- 水曜日をはさむと富山県美術館が休館で、第1・3水曜日は富山市ガラス美術館も休館です。旅行日の曜日を先に確認してください。
2泊3日にするなら:アルペンルートか八尾
立山黒部アルペンルートは、富山県側の立山駅と長野県側の扇沢駅をケーブルカー・高原バス・ロープウェイなどで結ぶ、総距離37.2km、最大高低差1,975mの山岳観光ルートです(一般車両は通行不可)。2026年度営業予定は4月15日(水)~11月30日(月)。標高2,450mの室堂ターミナルから火山湖「みくりが池」まで徒歩約10~15分で、高さ186mで日本一の黒部ダムも通ります。
運賃は公式サイトで確認してください(2026年2月27日現在の運賃を掲載、今後変更の可能性あり)。ガイドによると、室堂は平地よりずっと寒くなります。晴れていても雨具と防寒着、滑りにくい靴を用意してください。
山より古い町並みを歩きたいなら、JR高山本線で富山駅から越中八尾駅まで約25分の八尾へ。木造の町家と石畳の坂道が続き、電線を家の裏に通しているためすっきりとした町並みで、徒歩圏内に酒蔵が2つあります。およそ300年の歴史を持つおわら風の盆は毎年9月1日から3日間開かれ、祭り以外の時期も石畳の町並みや和紙の店、酒蔵をゆっくり歩けます。

泊まるエリア・市内の移動・予算
1泊2日なら、宿は富山駅・まちなかが便利です。空港バスも路面電車も通り、富山城、富山市ガラス美術館、市役所展望塔まで電車ですぐです。2日目の出発点の環水公園も富山駅から徒歩約9分です。
市内の移動は路面電車が中心です。1乗車大人240円・小人120円で、現金とSuicaなどの全国交通系ICカードは同額です。ほかの町へ移動するなら、北陸新幹線で金沢駅まで約20分、高山駅へは高山本線の特急ひだで約1時間30分です。時刻と運賃はJR各社のサイトで確認してください。
- 基本:路面電車1乗車240円、ガラス美術館常設展200円、郷土博物館210円、富山県美術館コレクション展350円、市役所展望塔無料
- 追加:空港バス470円、富岩水上ライン片道2,500円(路面電車片道乗車券付)、旧馬場家住宅100円
- アルペンルート:運賃は公式サイトで確認
- 宿泊・食事:日程で変わるため予約サイトで確認
いつ行く?歩きやすい4~5月
ガイドは4~5月を歩きやすい時期に挙げています。気象庁の富山観測所の1991~2020年の平年値では、4月は平均最高気温約18度・最低約7度で降水量約135mm、5月は平均最高気温約23度・最低約13度で約123mmです。5月が1年で降水量が最も少なく、4月がそれに次ぎます。4~6月には富山県沖でホタルイカがとれます。
7~8月は平均最高気温約30~31度で暑く、12~2月は平均最高気温約6~10度、平均最低気温約0~3度で雪が降ります。降水量は12月(約282mm)が最も多く、1月(約259mm)がそれに次ぎます。9月1~3日には八尾でおわら風の盆が開かれ、アルペンルート(2026年度は4月15日~11月30日)と富岩水上ライン(2026年は3月20日~11月23日)は期間中だけ利用できます。
金沢と迷っているなら、下の比較記事もあわせてご覧ください。
富山旅行の準備
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よくある質問
富山は1泊2日で足りますか?
市内だけなら足ります。ガイドがすすめる日数は1泊2日~2泊3日(アルペンルートを含む)なので、アルペンルートや八尾も入れるならもう1日とってください。
空港バスで気をつけることは?
富山駅まで470円一律で、着席定員制のため満席だと乗れません。車内と空港の自動券売機では2,000円以上の紙幣が使えないので、1,000円札や小銭を用意してください。クレジットタッチ決済は使えます。
富岩水上ラインに乗れないときは、岩瀬へどう行きますか?
富山駅から岩瀬浜行きの路面電車で東岩瀬駅まで約23分、駅から岩瀬のまちなみまで徒歩約10分です。クルーズの2026年の運航期間は3月20日~11月23日で、10月6日と11月10日は運休です。
アルペンルートはいつ行けますか?
2026年度営業予定は4月15日~11月30日です。運賃は公式サイトで確認し、室堂は平地よりずっと寒いので、晴れていても雨具と防寒着、滑りにくい靴を用意してください。
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ⓘ 写真の出典
- Nagamachi Samurai District · sergejf / CC BY 2.0
- Kenrokuen · 663highland / CC BY-SA 3.0
- JR East Yamanote Line E235 series train · Rsa / CC BY-SA 3.0