静岡旅行ガイド

左手に松林が続く三保の海岸の向こうに、雪化粧した富士山が見える冬の風景。
三保松原と富士山 · 写真: Suicasmo / CC BY-SA 4.0

東京と名古屋の間、駿河湾に面した静岡県の県庁所在地です。旧東海道が通るまちで、徳川家康公が幼少期と晩年を過ごした駿府城の跡や、家康公が最初に葬られた久能山東照宮があります。三保松原や日本平からは海越しに富士山を望め、お茶や桜えびなど駿河湾の海の幸でも知られています。

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韓国外交部の渡航警報: 警報なし · 一部地域あり

国内のほかの地域: レベル3(出国勧告) — 一部地域: レベル3(出国勧告):福島第一原発から半径30km以内および日本政府指定の避難指示区域 / その他の地域は旅行警報なし

上記の地域は訪問の取りやめ・延期が勧告されています(ほかの地域は詳細で確認)。

2026年10月26日確認 · 詳細 ↗ これは韓国政府の渡航警報です。ご自身の国の政府の渡航情報も確認してください。

静岡旅行の準備

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このページの内容

ひと目でわかる基本情報

通貨
JPY (¥)
電圧・プラグ
100V · タイプ A/B
車の通行
左側通行
チップ
不要
現地の言語
日本語
おすすめ滞在日数
1泊2日〜2泊3日

緊急連絡先

ベストシーズン

12〜2月は雨が少なく(月約80〜105mm)、平均最高気温は12〜14度ほどと穏やかです。公式情報では、冬は雪化粧した富士山と駿河湾が美しく見える季節とされています。ただし平均最低気温は2〜5度で、朝晩は冷え込みます。3〜10月は雨が多く(月約185〜300mm)、7〜8月は平均最高気温が30〜31度と暑くなります。11月は平均最高気温が約19度、雨は月約134mmです。

月別の平年気温・降水量

最も暖かい月8月(平均最高31.3°C)・最も涼しい月1月(平均最低2.1°C)・降水量が最も多い月7月(296.6mm)

最高 °C最低 °C降水量 mm
1月11.7°2.1°79.6
2月12.6°2.9°105.3
3月15.5°6.0°207.1
4月19.8°10.6°222.2
5月23.5°15.1°215.3
6月26.1°19.2°268.9
7月29.9°23.1°296.6
8月31.3°24.2°186.5
9月28.4°21.1°280.6
10月23.6°15.6°250.3
11月18.8°9.9°134.2
12月14.1°4.6°80.7

日最高・日最低気温の月平均と月降水量の平年値です。年によって異なります。

出典:気象庁・静岡観測所・1991–2020年の平年値 —元の資料

空港から市内へ

空港アクセスバス → 静岡駅・新静岡

富士山静岡空港の3番乗り場から高速道路経由でJR静岡駅、新静岡まで運行しています。座席定員制ですが予約は不要です。乗車時に整理券を取り、降りるときに支払います。交通系ICカードやクレジットカード等のタッチ決済が使えます。航空機の到着が遅れた場合は遅延対応しますが、運航状況により対応できないこともあります。2026年10月25日に時刻表が変わったので、公式の時刻表をご確認ください。

所要時間 静岡駅まで約50分料金 大人1,200円(小学生600円、未就学児無料)

空港アクセスバス → 島田駅

空港の2番乗り場からJR島田駅南口まで運行しています。島田駅でJR東海道本線に乗り換えて静岡方面へ行けます。運賃は降りるときに支払い、交通系ICカードも使えます。本数が少ないので時刻表を必ずご確認ください。

所要時間 島田駅まで約25分料金 大人600円(小学生300円、未就学児無料)

タクシー

ターミナルビルを出て一つ目の横断歩道を渡った右側にタクシー乗り場があります。静岡市内へは予約制の定額運賃タクシーがあり、高速道路を利用します。高速道路料金は別途必要です(吉田IC〜静岡IC普通車810円)。詳しくは空港の公式情報をご確認ください。

所要時間 公式情報をご確認ください。料金 定額運賃タクシー(普通車)空港〜静岡駅周辺11,500円、空港〜清水駅周辺14,500円(いずれも高速代別)

市内の移動

路線バス

JR静岡駅から主な観光地へ路線バスが出ています。静岡浅間神社へは安倍線または美和大谷線で約8分(「赤鳥居 浅間神社入口」下車)、日本平ロープウェイへは日本平線の終点まで約45分(大人片道710円)です。交通系ICカードが使えます。

JR東海道本線

静岡駅から東静岡駅、清水駅方面へ向かいます。清水駅から東静岡駅までは約8分です。三保松原へは清水駅からバス三保山の手線で約25分、「三保松原入口」で降りて徒歩約15分です(土日祝日のみ運行の「世界遺産三保松原」からは徒歩約5分)。

日本平ロープウェイ

日本平山頂と久能山東照宮を約5分で結んでいます。大人(中学生以上)往復1,250円・片道700円、小人(4歳〜小学生)往復630円・片道350円です。日本平駅9:10〜16:45、久能山駅9:30〜17:00に発車します。日本平と久能山の間は徒歩で行き来できません。

徒歩・タクシー

駿府城公園はJR静岡駅から徒歩約15分です。タクシーなら静岡駅から日本平ロープウェイまで約30分(約4,200円、小型)、久能山下まで約20分(約3,500円、小型)です。

泊まるならこのエリア

静岡駅周辺・駿府城

おすすめ: 初めての旅行、交通、夕食

空港バス、路線バス、JRがすべて発着する交通の中心です。駿府城公園や静岡浅間神社が近く、静岡おでんの店が集まる青葉おでん街もこのエリアにあります。

清水・三保

おすすめ: 富士山の眺め、港、海の幸

清水港と三保松原がある海沿いのエリアです。JR清水駅近くの港から駿河湾を横断するフェリー(清水港〜伊豆・土肥港 約90分)が出ており、船上から富士山を眺められます。

日本平・久能山

おすすめ: 眺望、史跡

富士山や駿河湾、静岡市街を一望できる丘と国宝の神社がロープウェイで結ばれ、半日コースにぴったりです。

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必見スポット

  1. 駿府城公園

    江戸幕府を開いた徳川家康公が築き、大御所として晩年を過ごした駿府城の跡です。1996年に伝統工法で復元された東御門、1989年に復元された巽櫓、坤櫓、発掘中の天守台跡、紅葉山庭園を見学できます。9:00〜16:30(入館は16:00まで)、月曜日(祝日は開館)と12月29日〜1月3日は休館です。3施設の共通券は大人360円(小・中学生120円)です。2026年11月30日(予定)まで東御門・紅葉山庭園で修繕工事がありますが、通常どおり開館しています。

    堀に面した石垣の上に建つ白壁の巽櫓と東御門。
    駿府城公園 巽櫓 · 写真: Monado / CC BY-SA 2.5
  2. 静岡浅間神社

    二千年以上の歴史を持つ駿河国総社で、家康公が人質時代に元服式を行った神社です。総漆塗り・極彩色の社殿群は26棟が国の重要文化財で、高さ25mの大拝殿が目を引きます。2014年から約20年をかけた大改修が進んでいます。

  3. 日本平・日本平夢テラス

    標高307mの丘陵地で、富士山、駿河湾、三保松原、伊豆半島を見渡せます。展望施設の日本平夢テラスは9:00〜17:00(土曜日のみ21:00まで)、毎月第2火曜日と12月26〜31日が休館です。2026年10月1日から3階展望フロアは一般・高校生100円、中学生・児童50円で、1周約200mの屋外展望回廊は無料・終日入場できます。夜景は「日本夜景遺産」に認定されています。

    日本平から見下ろす清水港と市街地の向こうにそびえる雪化粧の富士山。
    日本平から望む富士山と清水港 · 写真: Alpsdake / CC BY-SA 4.0
  4. 久能山東照宮

    1616年に亡くなった家康公が最初に葬られた、東照宮創祀の地です。本殿・石の間・拝殿は国宝です。山下から1,159段の石段(約20分)を登るか、日本平からロープウェイで渡ります。9:00〜17:00(受付は終了10分前まで)で年中無休、拝観料は社殿700円・博物館600円・共通1,200円(高校生以上)、小・中学生は300円・300円・500円です。博物館には家康公の甲冑などの文化財があります。

    金の装飾と朱塗りの格子が映える久能山東照宮の社殿の屋根。
    久能山東照宮 · 写真: Unknownspb / CC BY-SA 4.0
  5. 三保松原

    約5kmにわたり推定3万本の松が続く海岸で、2013年に世界文化遺産「富士山」の構成資産になりました。松林と白波の向こうに富士山がそびえ、歌川広重の浮世絵にも描かれています。羽衣伝説の「羽衣の松」から御穂神社まで約500mの松並木「神の道」が続きます。入場無料で、近くのガイダンス施設「みほしるべ」(9:00〜16:30)で歴史を学べます。

    小石の浜に波が寄せ、松林の向こうに富士山が見える三保松原。
    三保松原の海岸 · 写真: Alpsdake / CC BY-SA 4.0
  6. 薩埵峠

    広重の『東海道五拾三次之内 由井 薩埵嶺』の舞台となった峠です。展望台からは富士山と駿河湾、眼下を走る東名高速・国道1号・JR線が一望できます。JR興津駅からハイキングコースで約45〜50分、JR由比駅から徒歩約50分です。

    薩埵峠の下の海岸沿いを道路が走り、駿河湾の向こうに雪化粧の富士山が見える風景。
    薩埵峠から望む富士山 · 写真: Alpsdake / CC BY-SA 4.0
  7. 登呂遺跡

    約2000年前の弥生時代の集落跡で、国の特別史跡です。復元された竪穴住居や高床倉庫、水田があり、隣の静岡市立登呂博物館では火おこしなどの体験や出土品の展示があります。開館時間と料金は公式情報をご確認ください。

  8. 静岡県庁別館21階 富士山展望ロビー

    市街地の中心にある地上110mの展望ロビーで、天気が良い日には市街地や駿府城越しに富士山が見えます。無料で立ち寄れます。

ツアー・チケット →

ぜひ食べたいもの

静岡おでん

牛すじと濃口しょうゆの黒いだしで具材を煮込み、青のりとだし粉をかけて味わう静岡市のソウルフードです。市街の「青葉おでん街」と「青葉横丁」におでん屋が並んでいます。

桜えび・しらす

桜えびは駿河湾だけで水揚げされ、「駿河湾の宝石」と呼ばれています。刺身や釜揚げ、かき揚げで味わえます。駿河湾で水揚げされるしらすは、産地ならではの生しらすも楽しめます。

とろろ汁

自然薯をすりおろしてだしと味噌でのばし、麦飯にかけて味わう丸子宿の名物です。江戸時代から旅人に親しまれ、広重の浮世絵にも描かれています。

静岡茶

12世紀中頃からお茶が栽培され、日本一の緑茶の産地です。お茶を使ったそばやジェラートなどもあり、茶摘みを体験するなら5月が一番です。

安倍川もち

つきたての柔らかな餅に砂糖入りのきな粉をまぶした静岡市の郷土菓子です。今はきな粉とこし餡の2種をセットで出す店が一般的です。家康公が名付けたという逸話が伝わっています。

1日の予算(1人)

節約交通:静岡駅〜日本平ロープウェイのバス片道710円、ロープウェイ往復1,250円。入場:久能山東照宮の社殿700円、駿府城公園の共通券360円、三保松原は無料、日本平夢テラスの展望フロア100円(2026年10月1日から、屋外回廊は無料)。宿泊費と食費は日程によって変わるので予約サイトでご確認ください
標準空港バス1,200円(静岡駅まで)と、ロープウェイと東照宮のセット券(ロープウェイ往復+社殿1,950円、博物館付き2,300円、高校生以上)を加えます。宿泊費と食費は予約サイトでご確認ください
ゆったり空港〜静岡駅周辺の定額運賃タクシーは11,500円(清水駅周辺14,500円、高速代別、要予約)です。予算の大部分は宿泊費なので、日程ごとの料金を予約サイトで比較してください

観光庁の調査(2025年)によると、観光・レジャー目的で静岡県を訪れた外国人旅行者の1人1回当たりの消費額は平均約4.4万円(都道府県間の交通費を除く)です。静岡県全体の平均なので、都市によって異なります。日程や宿泊先によって大きく変わります。

金額は現地通貨のおおよその目安です。為替レートは出発前に確認してください。

モデルコース

  1. 1日目

    空港バスで静岡駅へ(約50分)→ 徒歩で駿府城公園(東御門・巽櫓、坤櫓)→ 静岡浅間神社 → 夕食は青葉おでん街で静岡おでん。

  2. 2日目

    静岡駅からバスで日本平へ(約45分)→ 日本平夢テラスで眺望 → ロープウェイ(5分)で久能山東照宮 → 日本平に戻りバスで東静岡駅 → JRで清水駅 → バスで三保松原(約25分+徒歩)→ 夕食は桜えびとしらす。

現地のヒント

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料金・所要時間は2026-09時点の目安で、変わることがあります。ビザ・入国の条件は出発前に必ず公式情報で確認してください。

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