比較 · カナダ

トロント vs バンクーバー、初めてのカナダ旅行ならどっち?

湖畔の大都市トロントと、海と山が近いバンクーバー、どちらが合う?空港からの移動、日数と予算、同じ月の天気、見どころを比べました。

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夕暮れどき、スタンレーパークのシーウォール脇の海にそびえるシワッシュ・ロック
スタンレーパーク・シーウォール · 写真: Bitan Banerjee / CC BY-SA 4.0

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ひと言で選ぶなら

トロントはオンタリオ湖のほとりにあるカナダ最大の都市です。CNタワーがそびえるスカイラインと多文化の街並み、博物館や美術館、200年以上続く公設市場が中心で、ナイアガラの滝へ日帰りもできます。都市の文化や博物館、市場めぐりが好きなら、トロントがよく合います。

バンクーバーはカナダ西部、太平洋岸の都市で、海と雪をかぶった山、雨林がダウンタウンのすぐそばにあります。海沿いの遊歩道で公園を一周し、渓谷の吊り橋や山の眺めを楽しんだら、ウィスラーやビクトリアへの日帰り旅行もできます。アウトドアを優先するなら、バンクーバーがよく合います。

どちらのガイドも旅の日数は4〜5日を目安にしていて、1日の予算も同じ金額です。費用よりも、何をしたいか、いつ行くかで選ぶとわかりやすいです。

空港から市内へ、そして市内の移動

トロント・ピアソン国際空港(YYZ)では、ターミナル1のピアソン駅からUPエクスプレスに乗れば、ダウンタウンのユニオン駅まで約28分です。15分間隔で運行し、工事のためバスで代行運転することがあるので、公式のお知らせをご確認ください。安く移動したいなら、TTC 900番エアポート・エクスプレスバスで地下鉄2号線のキプリング駅へ行き、地下鉄に乗り継げばTTC一回分の運賃で行けます。

バンクーバー国際空港(YVR)では、カナダライン(スカイトレイン)に乗れば、乗り換えなしでダウンタウンのウォーターフロント駅まで約25分です。空港から乗る場合は通常運賃に空港追加料金(YVR AddFare)が加算され、総額は時間帯とゾーンによって異なります。タクシーはトロントがメーター制、バンクーバーの空港発は行き先ゾーンごとの定額運賃で、どちらもチップは別です。

市内では、トロントはTTCの地下鉄・路面電車・バスにPRESTOカード、クレジットカード・デビットカード、モバイルウォレットをタッチして乗り、同じカードなら2時間以内の乗り継ぎは無料です。バンクーバーはコンパスカード、非接触型クレジットカード、モバイルウォレットをタッチし、同じカードなら90分以内はバス、スカイトレイン、シーバスを一つの運賃で乗り継げます。スカイトレインはゾーン制なので、降りるときもタッチしてください。

何日必要?予算は?

どちらのガイドも4〜5日を勧めています。トロントは市内3日にナイアガラの滝への日帰り旅行1日、バンクーバーは市内とノースバンクーバーを回ったあと、ウィスラーかビクトリアへの日帰り旅行1日という組み方です。

1日の予算は、両ガイドとも同じです。違いは税金とチップです。トロントでは会計時にほとんどの買い物で13%のHSTが加算され、バンクーバーでは5%の連邦税(GST)と7%のBC州税(PST)が加算されることがあります。チップは、トロント市によるとサービスに満足した場合は税抜き金額の15〜20%、バンクーバーは公式観光ガイドによると12〜18%が一般的です。

月ごとの天気を同じ月で比較

同じ月で比べると違いがはっきりします。1月のトロントは最高約-1℃、最低約-9℃で氷点下の寒さと雪が続きますが、バンクーバーは最高7℃、最低1℃と穏やかです。7月はトロントが最高27℃、バンクーバーが最高22℃で、トロントのほうが暑くなります。

降水量の傾向も違います。トロントは毎月約50〜81mmで、一年を通してあまり変わりません。バンクーバーは7月の34mmから1月の174mmまで、月ごとの差が大きいです。バンクーバーは6〜9月が暖かく乾燥していてアウトドアに向き、10〜1月は穏やかですが雨が多く、霧雨の日が多くなります。

ガイドが挙げるベストシーズンは、トロントが暖かい6〜8月(湖畔や島へのお出かけ)と歩きやすい9〜11月(紅葉や文化イベント)、バンクーバーが6〜9月です。バンクーバーでは春に桜も咲きます。数値はいずれもカナダ環境・気候変動省による1991〜2020年の平年値で、トロントはトロント・ピアソン空港観測所、バンクーバーはバンクーバー国際空港観測所のものです。

現地でできること:見どころと食べ物

トロントは街なかの見どころが中心です。高さ553mのCNタワーの展望階、恐竜の骨格やエジプトのミイラで知られるロイヤル・オンタリオ博物館、オンタリオ美術館、1803年から続くセント・ローレンス・マーケット、ビクトリア朝のれんが造りの建物が残るディスティラリー・ディストリクト、ケンジントン・マーケットを巡り、フェリーでトロント・アイランドへ渡ってスカイラインを眺めます。ユニオン駅からGO列車でナイアガラの滝へ日帰りもできます(本数が少ないので公式の時刻表をご確認ください)。

バンクーバーは自然がすぐそばです。スタンレーパークを囲むシーウォールは約9kmで、徒歩なら2〜3時間、自転車なら約1時間です。グランビルアイランドの公設市場、シーバスで約12分のノースバンクーバーにあるキャピラノ・リンキャニオンの吊り橋、グラウス・マウンテンの眺めが定番です。近郊へは、シー・トゥ・スカイ・ハイウェイ沿いに車で約2時間のウィスラー、BC Ferriesでツワッセンからスワーツ・ベイまで約1時間35分のビクトリアがあります。

食べ物も違います。トロントはピーミール・ベーコン・サンドイッチやバタータルト、チャイナタウンのアジア料理、ダンフォース・アベニューのギリシャ料理、バンクーバーはBCサーモンとシーフード、ナナイモ・バー、リッチモンドの飲茶が代表的です。フライドポテトにグレイビーソースとチーズカードをかけたプーティンは、どちらの街でも味わえます。

水しぶきが立ちのぼるナイアガラのカナダ側のホースシュー滝
ナイアガラの滝日帰り旅行 · 写真: Pierre André / CC BY-SA 4.0
うっそうとした森の渓谷に架かるリンキャニオンの吊り橋
キャピラノ・リンキャニオンの吊り橋 · 写真: Diego Delso / CC BY-SA 4.0

選び方と出発前の確認

博物館や市場、湖畔の散歩、ナイアガラの滝を楽しみたいならトロント、シーウォールや山と渓谷、ウィスラーやビクトリアなど近郊の自然を楽しみたいならバンクーバーです。トロントの1〜2月に行くなら、氷点下の寒さと雪に備えて厚手のコート、手袋、滑りにくい靴を、バンクーバーの10〜1月に行くなら、霧雨に備えて傘より防水ジャケットを用意しましょう。

1回の旅行で両方を回るなら、都市間の移動は航空会社の運航スケジュールをご確認ください。入国条件(電子渡航認証eTAなど)は変わることがあるので、出発前にカナダ政府の公式情報をご確認ください。

トロント旅行の準備

OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。

バンクーバー旅行の準備

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よくある質問

初めてならトロントとバンクーバー、どっち?

都市の文化、博物館、市場、ナイアガラの滝ならトロント、海や山、森でのアウトドアならバンクーバーが向いています。どちらのガイドも4〜5日を目安にしています。

どちらが安い?

両ガイドの1日の予算は同じです(中級で一日約350〜500カナダドル)。税金はトロントがほとんどの買い物で13%のHST、バンクーバーが5%のGSTと7%のPSTで、チップはトロント15〜20%、バンクーバー12〜18%が一般的です。

バンクーバーは雨が多い?

バンクーバーは10〜1月に雨が多く、霧雨の日が多くなります。1月の平年の降水量は、バンクーバーが174mm、トロントが62mmです。雨を避けたいなら、暖かく乾燥したバンクーバーの6〜9月がおすすめです。

カナダ入国前に確認することは?

電子渡航認証(eTA)などの入国条件があり、変わることがあります。出発前にカナダ政府の公式情報をご確認ください。

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