ヒント
海外の両替所の使い方:場所選びと確認ポイント

銀行や認可両替所の選び方、レート表の買値・売値、窓口でお金を数えること、路上両替の注意点を都市ガイドの内容でまとめました。
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この記事で扱うこと:両替窓口を上手に使う方法
現金・カード・トラベルカードのどれを使うかは、支払い方法の比較記事で取り上げています。この記事はその次の段階、つまり現地で両替所の窓口を使うときに、どこへ行き、看板で何を見て、お金を受け取るときに何を確認するかだけを扱います。
以下の都市別の内容は例で、すべての都市を網羅したものではありません。現地の状況は変わることがあるので、出発前に公式情報を確認してください。
どこで両替するか:銀行と認可両替所
都市ガイドで最も多いのは「銀行か許可を受けた両替所で両替する」という案内です。認可を示す表示がある場所もあるので、窓口のまわりを一度確認しましょう。
以下は、ガイドが両替場所を案内している都市です。
- ホーチミン:両替は銀行か許可を受けた両替所でと案内しています。
- バリ島:公認の両替所だけで両替するよう案内しています。
- ウブド:インドネシアの中央銀行の公式QRコードを掲示した認可両替所だけで両替するよう案内しています。
- ワルシャワ:登録された両替所で両替するよう案内しています。
- ビエンチャン:韓国外交部によると米ドルやタイ・バーツも広く使えますが、事前に銀行で両替するほうがお得です。
- 大連:現金は銀行の両替窓口やATMで用意できます。
- 海口:銀行やATMで現金も少し用意するよう案内しています。
- タシケント:両替はホテル・銀行・両替所でできます。
空港で両替するとき
空港の両替施設を案内しているガイドもあります。到着前に空港の何階のどのエリアにあるかを知っておけば、荷物を持って迷わずに済みます。
どの通貨を持っていけば両替しやすいかを案内しているガイドもあるので、出発前に確認しましょう。空港の窓口でも、以下で説明する看板の見方とお金の数え方は同じです。
- タシケント:空港二階のチェックインエリアに両替所・ATM・SIMカード売り場があります。
- 厦門:空港の外国人向けワンストップ総合サービスセンターが両替、ATM、モバイル決済の登録を手伝ってくれます(2026年2月の空港のお知らせ)。
- ルアンパバーン:ラオス観光当局によると、米ドル、ユーロ、タイバーツが両替しやすく、銀行、空港、両替所で両替できます。
レート表の読み方:買値・売値と手数料
両替所の看板には、通貨ごとに二つのレートが並んで書かれていることがよくあります。一つは両替所がその外貨を買い取るときの値(多くは「Buy」や「We buy」)、もう一つは両替所がその外貨を売るときの値(「Sell」や「We sell」)です。持っていった外貨を現地通貨に替えるときは、両替所が「買う」側の値が使われます。
看板の数字だけで選ばず、手数料が別にかかるかを聞きましょう。いちばん確実なのは、お金を渡す前に「この金額を出したら最終的にいくら受け取れますか」と聞き、受け取る金額を先に確認することです。
ガイドは看板について次のように注意を呼びかけています。
- プラハ:韓国大使館は「手数料なし」とうたう両替所でも高額な手数料を取る例があると注意を呼びかけています。ガイドは銀行、ATM、カード払いをすすめています。
- バリ島:極端に良いレートを掲げている店は避けるよう案内しています。
- イスタンブール:物価や為替レートの変動が速いので、料金は現地で再確認するよう案内しています。
窓口で:その場で数え、小額紙幣ももらう
お金を受け取ったら、窓口を離れる前にその場で数えましょう。離れてしまうと、金額が合わなくても申し出にくくなります。レシートももらっておくと確認が楽です。
市場や屋台、交通のために小額紙幣が必要だと案内している都市が多くあります。両替のときに小額紙幣を混ぜてもらうよう頼んでみましょう。ゼロが多い通貨は、紙幣の色と桁数を特によく見てください。

- バリ島:その場でお金を数えるよう案内しています。
- ホーチミン:10,000ドン札と100,000ドン札、20,000ドン札と500,000ドン札が似ているので、支払いのときはよく確認するよう案内しています。
- ダラット:支払うときはゼロの数をよく確認するよう案内しています。
- マニラ:ジプニー、屋台、小さな食堂は現金のみなので、20、50、100ペソ札を用意するよう案内しています。
- セブ:ジプニー、タクシー、屋台ではおつりがないことも多いので、小額紙幣を持ち歩くよう案内しています。
- ボホール:小さな店やトライシクルは現金(ペソ)のみなので、小額紙幣を持ち歩くよう案内しています。
- ダナン:大きな紙幣だけでなく、小額紙幣も混ぜて持ち歩くよう案内しています。
- ルアンパバーン:市場やトゥクトゥク用に小額のキープ紙幣を用意するよう案内しています。
- シェムリアップ:町や観光地では米ドルも広く使われており、市場やトゥクトゥク用に小額紙幣を持っておくよう案内しています。
- アムステルダム:現金払いは5セント単位で端数が丸められ、小さな店では100ユーロ・200ユーロ紙幣を受け取らないこともあります。
ガイドが注意を呼びかける両替詐欺
ガイドが共通して注意しているのは、路上での両替と許可のない場所です。路上でもっと良いレートを持ちかけられてもついて行かず、銀行や認可された窓口へ行きましょう。
許可のない場所で両替すると、お金の損だけでなく法律の問題になることがあると案内しているガイドもあります。
- ブダペスト:路上での両替は絶対に避けるよう案内しています。
- ワルシャワ:路上や見知らぬ人とは両替しないよう案内しています。
- ホーチミン:許可のない場所(一部の金店を含む)での外貨両替は法律違反になることがあると案内しています。
両替窓口のチェックリスト
窓口の前で次の順に確認すれば、損をすることが減ります。
- 銀行か、認可・登録された両替所かを確認
- 看板で自分の通貨の「買う」側のレートを確認
- 手数料が別にあるかを聞き、受け取る最終金額を先に確認
- 「手数料なし」や極端に良いレートの表示だけを信じない
- 受け取ったお金は窓口を離れる前にその場で数える
- 小額紙幣を混ぜてもらうよう頼む
- 路上や見知らぬ人からの両替の誘いは断る
よくある質問
「手数料なし」の看板があれば安心ですか?
いいえ。プラハのガイドには、「手数料なし」とうたう両替所でも高額な手数料を取る例があると韓国大使館が注意を呼びかけていると書かれています。お金を渡す前に受け取る最終金額を確認しましょう。
レートがとても良い両替所があれば、そこに行ってもいいですか?
バリ島のガイドは、極端に良いレートを掲げている店は避け、公認の両替所で両替するよう案内しています。数字よりも、認可の有無と最終金額を先に見ましょう。
どの通貨を持っていくと両替しやすいですか?
都市によって違います。たとえばルアンパバーンのガイドには、ラオス観光当局の案内として米ドル、ユーロ、タイバーツが両替しやすいと書かれています。行き先のガイドと公式情報を確認しましょう。
路上で両替を持ちかけられたら?
断りましょう。ブダペストとワルシャワのガイドは路上での両替を避けるよう案内し、ホーチミンのガイドは許可のない場所での外貨両替は法律違反になることがあると案内しています。
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ⓘ 写真の出典
- ATM · 4028mdk09 / CC BY-SA 3.0
- Airport taxi rank (Hong Kong International Airport) · Nicolas1981 / CC BY-SA 3.0


