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セブとパラワン、初めてのフィリピンの海ならどっち?
リゾートとアイランドホッピングのセブか、地底河川とエルニドのアイランドツアーのパラワンか。行き方、日数と予算、1991–2020年の平年値で見る天気、過ごし方を比べました。

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ひと言で選ぶなら
セブは、澄んだ海とリゾート、アイランドホッピングで家族やハネムーンに人気のフィリピン中部の島です。空港近くのマクタン島のリゾートでくつろぎ、セブ・シティのサント・ニーニョ教会とマゼラン・クロス、モールを巡り、モアルボアル、オスロブ、ボホールへ日帰りで出かけられます。
パラワンはフィリピン西端の細長い島で、石灰岩の断崖と澄んだ海で知られています。世界遺産の地底河川があるプエルト・プリンセサから、ラグーンや島々を船で巡るエルニドへ北上する旅で、自然好きに向いています。この記事のパラワンの情報は、北部のみを扱うガイドに基づいています。
向いている人:セブは空港に近いリゾートでくつろぎながら、アイランドホッピング、シュノーケリング、キャニオニングに市内観光も組み合わせたい人に。パラワンは移動に時間がかかっても、地底河川、ラグーン、長い砂浜など自然の景色を中心にしたい人に。

行き方と空港からの移動
セブの空港はマクタン島にあり、マクタンのリゾートまで約15〜30分です。リゾート・ホテルの送迎が最も楽なので、事前に予約しておくと安心です。セブ・シティまでは交通状況により約40〜90分かかります。
パラワンのガイドはマニラ空港を基準に案内しています。マニラからプエルト・プリンセサ(約1時間15分)とエルニドへの国内線があるので、路線と時刻は航空会社の公式情報をご確認ください。プエルト・プリンセサ空港(PPS)は市街地に近く、トライシクルでベイウォークまで約10分です。
エルニドへ直行するなら、プエルト・プリンセサからバンかバスで北へ約5〜6時間です。長距離なので早めに出発し、時刻表と料金は公式情報をご確認ください。
- セブのリゾート・ホテルの送迎:マクタンのリゾートまで約15〜30分(料金はホテルにより異なる)
- セブの配車アプリ:マクタンまで約15〜30分、セブ・シティまで約40〜90分(料金はアプリで表示)
- セブの空港タクシー:所要時間は配車アプリと同程度。一般のメータータクシーは空港タクシーより安いことが多いので、メーターが動いているか確認
- パラワンのトライシクル:空港→ベイウォーク約10分、約50ペソ(3人まで、市の観光情報による)
- パラワンのトライシクル+ジプニーまたはバン:空港→サバン(地底河川)約1〜2時間、一人あたり約150ペソから(市の観光情報による。変更の可能性あり)
- パラワンのバンまたはバス:プエルト・プリンセサ→エルニド約5〜6時間(料金は公式情報を確認)
日数と予算
ガイドがすすめる日数はどちらも5〜6日です。セブはリゾートを拠点に日帰りで出かける旅、パラワンはプエルト・プリンセサからエルニドへ宿を移しながら北上する旅になります。
ガイドによる一人一日の予算は下のとおりです。三つの段階すべてで、パラワンのほうが上限が高めです。エルニドでは町のエコツーリズム開発料(約400ペソ)がかかり、アイランドツアーやトライシクルにも現金が便利です。
- 節約:セブは一日約1,800ペソ(ゲストハウス、地元の食堂、ジプニー) · パラワンは一日約2,000〜3,000ペソ(ゲストハウス、地元の食堂、乗り合いツアー)
- 中級:セブは一日約5,000〜7,000ペソ(ホテル、レストラン、配車アプリ、アイランドホッピング) · パラワンは一日約5,000〜9,000ペソ(ホテル、アイランドツアー、レストラン)
- 高級:セブは一日約15,000ペソ以上(マクタンのリゾート、プライベートツアー) · パラワンは一日約25,000ペソ以上(リゾート、貸し切りボート)
月別の平年値を並べて比較
どちらも1991–2020年の平年値です。セブはマクタン・セブ国際空港観測所、パラワンはプエルトプリンセサ観測所のデータで、出典はどちらもフィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)提出 · WMO平年値集(米国NOAA NCEI公開)です。各行は「平均最高/平均最低気温、降水量」で、整数に四捨五入しています。パラワンの値はエルニドではなくプエルト・プリンセサで観測したもので、平年値は長年の平均なので、出発前に天気予報を確認してください。
両方のガイドがすすめる時期は1〜4月です。セブは1〜5月が雨が少なめで、特に1〜4月は晴れが多く海も穏やかです。パラワンは12月〜4月の海が穏やかで澄み、アイランドツアーに向いています。平年値で見ると、セブは4月が最も雨が少なく(56mm)、7月が最も雨が多い月です(211mm)。パラワンは2月が最も雨が少なく(31mm)、10月が最も雨が多い月です(213mm)。
セブは6〜10月と12月が雨が多めでにわか雨が多く、9〜11月は台風でボートツアーが中止になることがあります。パラワンは6月〜10月が南西モンスーンの時期で、アイランドツアーや船がよく欠航し、地底河川も閉鎖されることがあるので、アイランドツアーは旅の前半に入れ、予備日を設けましょう。
- 1月:セブ 30/24°C、135mm · パラワン 31/24°C、56mm
- 2月:セブ 30/24°C、89mm · パラワン 31/24°C、31mm
- 3月:セブ 31/25°C、61mm · パラワン 32/24°C、37mm
- 4月:セブ 32/26°C、56mm · パラワン 33/25°C、49mm
- 5月:セブ 33/26°C、94mm · パラワン 33/25°C、126mm
- 6月:セブ 32/26°C、181mm · パラワン 32/25°C、157mm
- 7月:セブ 32/25°C、211mm · パラワン 32/24°C、173mm
- 8月:セブ 32/25°C、158mm · パラワン 32/24°C、173mm
- 9月:セブ 32/25°C、190mm · パラワン 32/24°C、172mm
- 10月:セブ 31/25°C、208mm · パラワン 32/24°C、213mm
- 11月:セブ 31/25°C、131mm · パラワン 31/24°C、196mm
- 12月:セブ 30/25°C、172mm · パラワン 31/24°C、175mm
現地での過ごし方
セブを代表するツアーは、地元のバンカボートでマクタン周辺の島々を巡り、シュノーケリングを楽しむアイランドホッピングです。セブ・シティの旧市街にはサント・ニーニョ教会とマゼラン・クロスが並び、サン・ペドロ要塞も散策ルートに組み込みやすく、夜はトップス展望台から夜景が一望できます。郊外にはイワシの群れが見られるモアルボアル(車で約3時間なので一、二泊がおすすめ)、ターコイズ色の滝つぼとキャニオニングで人気のカワサン滝、フェリーで約2時間のボホールがあります。オスロブのジンベエザメは餌付けで集めているため動物福祉の面で懸念があり、参加するかどうかは慎重に決めましょう。
プエルト・プリンセサでは、1999年からユネスコ世界遺産に登録されている地底河川を、公園が運営する手漕ぎ舟で約一時間かけて巡ります。入場は1日900人までに制限され許可証が必要で、サバンへ直接行ったりそこに泊まったりしても許可証は保証されません。市内からはホンダ湾のアイランドホッピング、イワヒグのホタル観賞、プラザ・クアルテルやベイウォークの散策も楽しめます。
エルニドでは、石灰岩の島々、エメラルド色のラグーン、隠れたビーチを船で巡るアイランドツアーが中心です。バクイット湾のツアー船はエルニド・タウンから出て、ルートは町が定めたもので、ビッグ・ラグーンは時間あたりの入場人数が制限されています。本土には長さ約4kmのナクパン・ビーチや、夕日で知られるラス・カバナス・ビーチもあります。


選び方と出発前のチェック
空港に近いリゾートでくつろぎながら、アイランドホッピング、日帰り旅行、市内観光を組み合わせたいならセブ、移動が長くても地底河川やエルニドのラグーンなど自然の景色を中心にしたいならパラワンが合います。日程が短いなら移動時間を比べましょう。セブは空港からマクタンのリゾートまで約15〜30分、パラワンはプエルト・プリンセサからエルニドまでだけで陸路約5〜6時間です。
パラワン南部(アボルラン、ナラ、ケソン以南)は韓国外交部の旅行警報で3段階の出国勧告に指定されているので、旅程に入れないでください。最新の警報は出発前に必ずご確認ください。入国条件(ビザなし滞在期間、オンライン入国登録eTravelなど)は変わることがあるので、フィリピン政府または大使館の公式情報をご確認ください。
- アイランドホッピング、アイランドツアー、キャニオニングは、ライフジャケットと安全装備がそろった信頼できる業者を選び、悪天候なら延期
- サンゴの上に立ったり触ったりしない
- 地底河川の許可証は事前に取得(1日900人まで)
- シーフードは注文前にキロあたりの値段を確認
- ジプニー、トライシクル、屋台では現金が必要なので、小額紙幣とペソを多めに用意
- セブでは水道水を飲まず、ボトルの水を買う
- ナクパン・ビーチは沖の潮の流れが強いことがあるので、泳ぐときは注意
セブ旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
パラワン旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
よくある質問
初めてならセブとパラワン、どっち?
空港に近いリゾートでアイランドホッピングや市内観光も楽しみたいならセブ、地底河川やエルニドのアイランドツアーなど自然の景色が目的ならパラワンが合います。ガイドがすすめる日数はどちらも5〜6日です。
パラワンへの行き方は?
ガイドはマニラ空港を基準に案内しています。マニラからプエルト・プリンセサ(約1時間15分)とエルニドへの国内線があるので、路線と時刻は航空会社の公式情報をご確認ください。プエルト・プリンセサからエルニドまでは陸路で約5〜6時間です。
いつ行くのがいい?
両方のガイドがすすめる時期は1〜4月です。セブは9〜11月の台風、パラワンは6月〜10月の南西モンスーンで船が出ない日があるので、日程に余裕を持たせましょう。
予算が高めなのはどっち?
ガイドの中級の一日の予算は、セブが約5,000〜7,000ペソ、パラワンが約5,000〜9,000ペソで、パラワンのほうが上限が高めです。エルニドでは約400ペソのエコツーリズム開発料もかかります。
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