比較 · 台湾
台北 vs 高雄 — 初めての台湾ならどっちに行く?
同じ台湾でも旅の雰囲気は違います。日帰り旅行が豊富な台北と、海と川沿いの港町・高雄を、空港アクセス、予算、月別の天気、見どころで比べました。

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ひと言で選ぶなら
台北は親しみやすく物価も手頃で、屋台料理が尽きない夜市がたくさんあります。九份や温泉、海辺の町へ気軽に日帰りでき、短い休暇や初めてのアジア旅行にぴったりです。
高雄は台湾南部の大きな港町です。愛河沿いの散歩、倉庫を生かしたアート地区、フェリーですぐの旗津島、夜市グルメをのんびり楽しめます。空港は市街に近く、MRTでつながっています。
こんな人に:台北は、博物館や展望スポット、近郊の町まで毎日しっかり回りたい人。高雄は、海や川の景色を眺めながらゆったり歩き、高速鉄道で台南への日帰りも楽しみたい人。

空港から市内へ
台北には空港が二つあります。桃園国際空港(TPE)からは、空港MRTの紫色の直達車(Express)で台北駅まで約35〜40分です。松山空港(TSA)は市内にあり、茶色の文湖線で約10〜20分です。
高雄国際空港(KHH)は、ターミナルのすぐそばの高雄国際空港駅からレッドラインに乗れば、中心部の美麗島駅まで乗り換えなしで約15〜20分です。空港駅で交通カードを買っておくと便利です。
荷物が多いときや深夜は、どちらの都市でも空港の公式タクシー乗り場を利用しましょう。桃園空港から市内までのタクシーは約40〜60分で、メーター制のため距離と時間で料金が変わります。
- 台北 桃園空港MRT直達車:台北駅まで約35〜40分、約150〜160台湾ドル
- 台北 空港バス:約50〜70分(料金は路線により異なるため公式情報を確認)
- 台北 松山空港からMRT:市内まで約10〜20分、約20〜30台湾ドル
- 高雄 MRTレッドライン:美麗島駅まで約15〜20分、約30〜40台湾ドル
- 高雄 タクシー・配車アプリ:市内まで約20〜30分、約250〜400台湾ドル
日数、予算、市内の移動
どちらのガイドも3〜4日をすすめています。ガイドの一日あたりの予算では、高雄のほうが少し低めです。中間の予算は、台北が約3,500〜4,500台湾ドル(3〜4つ星ホテル、レストランでの食事)、高雄が約3,000〜4,000台湾ドル(市内のホテル、レストランでの食事)です。
食べ物の値段は近いです。夜市の軽食はどちらも一品約50〜100台湾ドル、マンゴーかき氷は一杯約150〜250台湾ドルです。牛肉麺は台北のガイドが約150〜300台湾ドル、高雄のガイドが約150〜250台湾ドルとしています。夜市や小さな食堂は現金のみのことが多いので、台湾ドルを持ち歩きましょう。
市内の移動はどちらもMRTが中心です。台北はMRTがほとんどの観光地をカバーし、悠遊カードでMRT、バス、YouBikeに乗れます。高雄はレッドラインとオレンジラインが美麗島駅で交差し、交通カード(一卡通(iPASS)・悠遊カード(EasyCard))一枚でMRT、ライトレール、バス、フェリー、YouBikeに乗れます。どちらもMRTの駅構内と車内では、水を含めて飲食禁止です。
- おすすめの日数:どちらも3〜4日
- 節約型(一日あたり):台北 約1,500〜2,000台湾ドル(ホステル、夜市、MRT)、高雄 約1,300〜1,800台湾ドル(ゲストハウス、夜市、MRT)
- 中間(一日あたり):台北 約3,500〜4,500台湾ドル、高雄 約3,000〜4,000台湾ドル
- ゆったり(一日あたり):台北 約8,000台湾ドル以上、高雄 約7,000台湾ドル以上
- チップは不要で、一部のレストランでは10%のサービス料が加算されます
月別の気候を並べて比較
台北のガイドは10〜12月と3〜4月を、高雄のガイドは10〜3月を最もおすすめの時期としています。両方のガイドが挙げる10〜12月と3月なら、どちらを選んでも安心です。旧正月の時期は、どちらの都市でも多くの店が休みます。
台湾 中央気象署(CWA)の台北観測所と高雄観測所の1991–2020年の平年値で見ると、冬の気温差が大きいです。1月は台北が最高19°C、最低14°C、高雄が最高24°C、最低16°Cです。台北のガイドは1〜2月を肌寒く湿っぽい時期とし、高雄のガイドは冬も穏やかだとしています。逆に7月の最高気温は台北35°C、高雄33°Cです。
降水量にも差があります。10〜12月と3〜4月の月降水量は、台北が83〜157mm、高雄が19〜68mmです。5〜9月はどちらの都市も雨が多いです。台北で最も雨が多い月は6月(345mm)です。高雄で最も雨が多い月は8月(512mm)です。台北のガイドは7〜9月を台風シーズンとし、高雄のガイドは夏から秋にかけて台風の可能性があるとしています。
- 1月:台北 最高19°C・最低14°C・降水量91mm/高雄 最高24°C・最低16°C・降水量19mm
- 3月:台北 最高23°C・最低16°C・降水量157mm/高雄 最高27°C・最低20°C・降水量32mm
- 4月:台北 最高26°C・最低19°C・降水量153mm/高雄 最高29°C・最低23°C・降水量68mm
- 7月:台北 最高35°C・最低27°C・降水量226mm/高雄 最高33°C・最低27°C・降水量377mm
- 10月:台北 最高28°C・最低22°C・降水量150mm/高雄 最高30°C・最低24°C・降水量53mm
- 11月:台北 最高25°C・最低20°C・降水量83mm/高雄 最高28°C・最低22°C・降水量26mm
- 12月:台北 最高21°C・最低16°C・降水量89mm/高雄 最高25°C・最低18°C・降水量19mm
現地で楽しむこと — 博物館と近郊か、港と川か
台北は見どころが密集しています。国立故宮博物院は少なくとも2〜3時間を見ておきましょう(月曜休館、一部例外あり)。象山は階段を20〜30分上ると、台北101を正面に望む無料の展望ポイントです。中正紀念堂と龍山寺は無料で、士林夜市は午後6時以降が最もにぎわいます。
近郊への日帰りは台北の大きな魅力です。十分で天灯を上げ、夕方に提灯が灯る九份へ移動するコースが定番です。九份は週末はとても混むので、平日に行きましょう。北投温泉と淡水へはMRTで行け、北投の地熱谷は月曜休園です。
高雄は水辺を歩く街です。鼓山からフェリーで数分の旗津島では、灯台や海鮮街を見て夕日まで楽しめます。駁二芸術特区、日が暮れてからの愛河、無料で見学できる龍虎塔(蓮池潭)、美麗島駅の光の穹頂が代表的な見どころです。佛光山仏陀記念館はバスで約一時間なので半日を見ておき(火曜休館)、瑞豊夜市は月曜日と水曜日が休みです。


- 台北の宿泊エリア:台北駅周辺(交通の拠点)、西門町(ショッピング、コスパ)、中山(カフェ、落ち着いた滞在)、信義(高級ホテル、夜景)
- 高雄の宿泊エリア:美麗島駅周辺(初めての訪問、交通の拠点)、愛河・塩埕(川沿いの散歩、古い街並み)、左営(高速鉄道での移動)、西子湾・哈瑪星(海の景色、夕日。ホテルは少なめ)
どう選ぶか — 二つの都市を組み合わせるなら
見どころと近郊旅行をしっかり詰め込みたいなら台北、海や川沿いをのんびり歩きたいなら高雄が向いています。1〜2月なら平年の気温が高い高雄を、4月ならガイドがおすすめの時期に挙げる台北を先に検討してみましょう。
二つの都市は高速鉄道で結ばれています。台北駅には空港MRT、高速鉄道、近郊列車が集まり、高雄の高速鉄道の駅は左営にあって中心部から少し離れています。高雄のガイドは4日目に高速鉄道での台南日帰りを入れているので、南部をもっと見たいなら台南と高雄の比較記事も参考にしてください。
ビザなしでの滞在を含む入国条件は変わることがあるため、出発前に台湾政府の公式情報をご確認ください。到着前3日以内に公式サイト(twac.immigration.gov.tw)で無料のオンライン台湾入境カード(TWAC)を記入し、手数料を取る類似サイトに注意しましょう。
台北旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
高雄旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
よくある質問
初めての台湾ならどちらがいいですか?
台北のガイドは、短い休暇や初めてのアジア旅行にぴったりだとしています。見どころと日帰り先が多いためです。海や川沿いをのんびり歩く旅が好きなら、空港が市街に近くMRTでつながる高雄もおすすめです。
冬(1〜2月)はどちらがいいですか?
1月の平年気温は、台北が最高19°C・最低14°C、高雄が最高24°C・最低16°Cです。高雄のガイドは10〜3月を最もおすすめの時期とし、台北のガイドは1〜2月を肌寒く湿っぽい時期としています。旧正月の時期はどちらの都市でも多くの店が休みます。
予算が少なくて済むのはどちらですか?
ガイドの一日あたりの中間予算は、台北が約3,500〜4,500台湾ドル、高雄が約3,000〜4,000台湾ドルで、高雄のほうが少し低めです。夜市の軽食はどちらも一品約50〜100台湾ドルです。
一度の旅行で両方回れますか?
はい、二つの都市は高速鉄道で結ばれています。高雄の高速鉄道の駅は左営にあり、中心部から少し離れています。どちらのガイドも一都市3〜4日をすすめているので、日程に余裕を持たせましょう。


