比較 · シンガポール
シンガポールと香港、初めてならどっち?

一年中暑いシンガポールと、季節で気温が大きく変わる香港。向いている人、空港から市内、日数と1日の予算、同じ月の気温と雨量、見どころを比べました。
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ひと言で選ぶなら
シンガポールは清潔で安全、公共交通も充実した都市国家で、未来的なマリーナベイの景観と中華・マレー・インドの文化が隣り合っています。ガイドでは、数日で回りやすく、家族旅行や初めての東南アジア、ストップオーバーに最適と紹介しています。
香港はヴィクトリア・ハーバーを挟んで、高層ビル、露店市場、飲茶の店、山のトレイルがぎゅっと詰まった街です。移動距離が短く数日で多くを回れるので、ガイドでは夜景、グルメ、ショッピングを楽しみたい人に最適と紹介しています。
こんな人に:シンガポールは子ども連れの家族、庭園やリゾート島、ナイトサファリを楽に回りたい人、ストップオーバーの旅。香港は港の夜景、飲茶やワンタン麺などのグルメ、ショッピング、海を見下ろすハイキングまで短い旅にぎゅっと詰め込みたい人。
空港から市内へ
シンガポールでは、チャンギ空港駅からMRT東西線(イーストウエスト線)に乗り、タナメラ駅(またはエキスポ駅)で市内方面の列車に乗り換えます。タッチ決済対応のクレジットカードでそのまま乗車できます。タクシーや配車アプリは空港の追加料金がかかり、時間帯によって運賃が変わります。出発前に時間があれば、ターミナルとつながったジュエルの屋内滝「レイン・ボルテックス」に立ち寄りましょう。メインエリアへの入場は無料です。
香港では、エアポート・エクスプレスが香港国際空港から青衣、九龍、香港の各駅へ最も速く行ける手段です。九龍駅と香港駅からは一部のホテルが無料シャトルバスを運行しています(ホテル運営のため変更の可能性あり)。空港バスはA21が尖沙咀・旺角方面、A11がセントラル(中環)・銅鑼湾方面へ行き、どちらも安価です。
どちらのガイドも、深夜はタクシーが便利としています。香港の赤い市街地タクシーは市内どこへでも行け、メーター料金に荷物とトンネルの追加料金がかかります。


- シンガポールのMRT:約30〜45分、約2〜2.5シンガポールドル
- シンガポールのタクシー・配車アプリ:約20〜30分、約25〜40シンガポールドル
- 香港のエアポート・エクスプレス:約25分、運賃は降車駅により異なる(MTRの公式運賃を確認)
- 香港の空港バス(A路線):約50〜70分、運賃は路線により異なる(公式情報を確認)
- 香港のタクシー:約30〜45分、メーター料金に荷物・トンネル料金が加算(公式情報を確認)
何日で、いくらかかる?
ガイドの目安はシンガポールが2〜4日、香港が3〜4日です。シンガポールのモデルプランは、マーライオン・パークとガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、シンガポール植物園とオーチャード・ロード・チャイナタウン、セントーサ島とナイトサファリ、カンポン・グラムとジュエルの順です。香港は、セントラル(中環)・上環とビクトリア・ピーク、ゴンピン360と天壇大仏、ドラゴンズバック・ハイキングと銅鑼湾、西九文化区と旺角の順です。
食事の値段もガイドに載っています。シンガポールはホーカーセンターで一食約5〜8シンガポールドル、海南チキンライス約4〜7シンガポールドル、カヤトーストの朝食セット約5〜7シンガポールドルです。香港は飲茶が一人あたり約100〜200香港ドル、ワンタン麺が一杯約40〜70香港ドル、茶餐廳の一食が約50〜90香港ドル、エッグタルトが一個約10〜15香港ドルです。
どちらの街もレストランでは10%のサービス料が加算されることが多く、チップは不要です。シンガポールでは9%のGSTも加算されることが多いです。下の1日の予算は、各ガイドの現地通貨の金額をそのまま載せています。
- シンガポール節約型:約90シンガポールドル(ホステル、ホーカーの食事、MRT)
- シンガポール標準:約250シンガポールドル(4つ星ホテル、レストラン、観光施設の入場券)
- シンガポールゆったり型:約600シンガポールドル以上(マリーナベイの高級ホテル、高級レストラン)
- 香港節約型:一日あたり約500〜700香港ドル(ゲストハウス、茶餐廳、MTR)
- 香港標準:一日あたり約1,200〜1,600香港ドル(4つ星ホテル、飲茶やレストラン)
- 香港ゆったり型:一日あたり約3,000香港ドル以上(5つ星ホテル、高級レストラン)
同じ月の天気を並べて比較
シンガポールは一年中暑く湿度が高いので、いつ訪れても大丈夫です。シンガポールは2〜3月が比較的雨が少なく、11〜1月のモンスーン期はにわか雨が多くなります。平年値では、シンガポールの最高気温は一年を通して約31〜32°C、最低気温は約24〜26°Cで、月ごとの差はほとんどありません。
香港は10〜12月が晴れて過ごしやすく、最もおすすめの時期です。3〜4月もよいですが、湿度が上がってきます。5〜9月は蒸し暑い台風シーズンで、暴風警報が出ると交通機関や店が止まることがあります。平年値では、香港の1月は最高気温約19°C、最低気温約15°C、7月は最高約32°C、最低約27°Cです。香港は6月(約492mm)が最も雨が多く、12月(約29mm)が最も雨が少ない月です。
これらの数値は、シンガポールは世界気象機関(WMO)世界気象情報サービス — シンガポール気象局によるシンガポール(WMO都市データ)、香港は世界気象機関(WMO)世界気象情報サービス — 香港天文台提供の香港(WMO都市データ)で、いずれも1991–2020年の平年値です。下は同じ月どうしで比べた最高/最低気温と月間降水量です。今年の天気は出発前に公式の天気予報でご確認ください。
- 1月:シンガポール 31/24°C・222mm / 香港 19/15°C・33mm
- 2月:シンガポール 32/25°C・105mm / 香港 19/15°C・39mm
- 3月:シンガポール 32/25°C・152mm / 香港 22/18°C・75mm
- 4月:シンガポール 32/25°C・164mm / 香港 26/21°C・153mm
- 5月:シンガポール 32/26°C・164mm / 香港 29/25°C・291mm
- 6月:シンガポール 32/26°C・135mm / 香港 31/27°C・492mm
- 7月:シンガポール 31/25°C・147mm / 香港 32/27°C・386mm
- 8月:シンガポール 31/25°C・147mm / 香港 31/27°C・453mm
- 9月:シンガポール 32/25°C・125mm / 香港 31/26°C・321mm
- 10月:シンガポール 32/25°C・168mm / 香港 28/24°C・120mm
- 11月:シンガポール 31/25°C・252mm / 香港 25/20°C・39mm
- 12月:シンガポール 31/24°C・332mm / 香港 20/16°C・29mm
現地で何をする?
シンガポールの定番は、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(屋外庭園とスーパーツリーは無料、フラワードームとクラウド・フォレストは有料)と毎晩のライトショー、街のシンボルを無料で見られるマーライオン・パーク、ビーチと水族館があるセントーサ島、ユネスコ世界遺産のシンガポール植物園(有料の国立ラン園を除き無料)、チャイナタウンの仏牙寺龍華院、カンポン・グラムのサルタン・モスク、夜だけ営業するナイトサファリです。MRTでほぼすべての観光地へ行け、日中の暑さを避けるには地下のショッピングモール通路が便利です。
香港の定番は、ピークトラムかバスで上るビクトリア・ピーク(夕暮れどきが最も人気なので行列を覚悟)、毎晩午後8時ごろ「シンフォニー・オブ・ライツ」が行われる尖沙咀プロムナード、スターフェリーでの港の横断、ランタオ島のゴンピン360と天壇大仏(半日は見込む)、文武廟、テンプル・ストリート・ナイトマーケット(廟街)、西九文化区のM+です。ドラゴンズバック・ハイキングは香港島南東部の尾根道を海を見下ろしながら2〜3時間歩く人気コースです。オクトパスカード1枚でMTR、バス、トラム、フェリーに乗れます。
宿泊エリアは、シンガポールがマリーナベイ(初めての旅行、宿泊費は最も高い)、オーチャード・ロード(ショッピング、家族旅行)、チャイナタウン(コスパ、グルメ)、ブギス/カンポン・グラム(個性的な街歩き、カフェ)、セントーサ(リゾート滞在、子連れ)です。香港は尖沙咀(初めての旅行、夜景)、セントラル(中環)・上環(おしゃれな滞在、グルメ、ホテルは高め)、銅鑼湾(ショッピング)、旺角・油麻地(ローカルな雰囲気、コスパ、部屋は狭いことが多い)です。


どう選ぶ?出発前の確認
庭園やリゾート島、ナイトサファリを子どもと一緒に楽に回りたいならシンガポール、港の夜景、飲茶や茶餐廳などの地元グルメ、ショッピングとハイキングをぎゅっと楽しみたいなら香港が向いています。シンガポールはいつでも訪れやすく、香港はガイドが10〜12月を最もおすすめの時期としています。シンガポールは旧正月と年末にホテル料金が大きく上がり、香港は旧正月と国慶節の連休にとても混雑します。
現地のルールも知っておきましょう。シンガポールではMRT内での飲食は罰金の対象で、チューインガムは販売も持ち込みもできません(例外は公式情報をご確認ください)。電子たばこは所持するだけで違法で、水道水はそのまま飲めます。香港ではMTRの有料エリア内での飲食は禁止で、小さな屋台では現金が必要な場合があります。台風シグナル8号以上が発令されると、バスやフェリーは原則運休し、MTRは運行を縮小し、多くの店も閉まるので、夏は天気予報を必ず確認しましょう。どちらの街も室内の冷房が強いので、薄手の上着を持ち歩きましょう。
入国条件は変わることがあるので、出発前にシンガポールと香港の政府の公式情報をご確認ください。シンガポールのSG Arrival Cardは到着前3日以内に公式サイトでのみ無料で提出し、手数料を取る類似サイトに注意しましょう。
シンガポール旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
香港旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
よくある質問
子連れならシンガポールと香港のどちらがいい?
シンガポールのガイドは家族旅行に最適と紹介し、オーチャード・ロードとセントーサを家族旅行・子連れ向きの宿泊エリアに挙げています。香港のガイドは、夜景、グルメ、ショッピングを楽しみたい人に最適と紹介しています。
いつ行くのがいい?
香港は10〜12月が晴れて過ごしやすく最もおすすめで、5〜9月は蒸し暑い台風シーズンです。シンガポールはいつでも訪れやすく、2〜3月は比較的雨が少なく、11〜1月はにわか雨が多くなります。
どちらが安い?
2つのガイドは予算を別々の現地通貨で載せているので、そのままは比べにくいです。標準的な1日の予算はシンガポールが約250シンガポールドル、香港が一人約1,200〜1,600香港ドルなので、現在の為替レートで比べてみてください。
空港から市内までどれくらいかかる?
シンガポールはMRTで約30〜45分、タクシーや配車アプリで約20〜30分です。香港はエアポート・エクスプレスで約25分、空港バスで約50〜70分、タクシーで約30〜45分です。
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ⓘ 写真の出典
- Supertree Grove, Gardens by the Bay · Photograph by Mike Peel ( www.mikepeel.net ). / CC BY-SA 4.0
- Tian Tan Buddha, Lantau · Wilfredor / CC BY-SA 3.0


