比較 · ハンガリー

ブダペストとウィーン、初めての旅ならどっちに行く?

初めての旅ならブダペストとウィーンのどちらが合う?空港から市内への移動、日数と一日の予算、春と秋の天気、主な見どころを比べました。

한국어 · English · 简体中文

ドナウ川の対岸から見たハンガリー国会議事堂と水面に映る姿
ハンガリー国会議事堂 · 写真: Epistola8 / CC BY-SA 4.0

公開

ひと言で選ぶなら

ブダペストは、ドナウ川をはさんで丘のブダと平地のペストが向き合うハンガリーの首都です。川岸、ブダ城地区、アンドラーシ通りが世界遺産で、建築と夜景、温泉を一度に楽しみたい人に向いています。

ウィーンはハプスブルク帝国の都だった街で、宮殿、美術館、オペラ、カフェ文化が旧市街とリング通り沿いに集まっています。クラシック音楽や美術、カフェでのんびり過ごす午後が好きな人に向いています。

どちらのガイドも春(4〜6月)と秋(9〜10月)を散策に最も快適な時期としています。ガイドの目安はブダペストが3〜4日、ウィーンが3〜4泊です。

ネプチューンの泉越しに見えるシェーンブルン宮殿と庭園
シェーンブルン宮殿 · 写真: Martin Falbisoner / CC BY-SA 4.0

空港から市内まで

ブダペストのリスト・フェレンツ国際空港(BUD)からは、BKKの100E空港エクスプレスが中心部のデアーク・フェレンツ広場まで走ります。24時間・週7日運行で専用の乗車券が必要で、この乗車券で他路線への乗り換えはできません。200Eバスでクーバーニャ・キシュペシュトまで行き、地下鉄M3線に乗り換える方法もありますが、乗り換え時には新しい乗車券が必要な場合があります。空港公式タクシーは第2ターミナル2A・2Bの出口付近のタクシー乗り場で乗車でき、ハンガリーのタクシー料金は規定で決められています。客引きの車には絶対に乗らないでください。

ウィーン国際空港(VIE)からは、ÖBBレールジェットがウィーン中央駅(Hauptbahnhof)まで約15分で、Sバーン本線工事期間中も通常どおり運行しています。本線工事期間中(2026年9月7日〜2027年10月末の予定)は、CATの列車の代わりにプレミアムバスがウィーン・ミッテ駅まで運行し、SバーンS7は空港とウィーン・ザンクト・マルクスの間のみ運行します(ザンクト・マルクスで18番か71番のトラムに乗り換え)。

ウィーンのガイドによると、2026年9月7日から2027年10月末まで(予定)、ÖBBの本線工事により空港列車とSバーンの運行が変わっています。出発前にÖBBとウィーン国際空港の公式案内をご確認ください。どちらの都市も、路線、乗り継ぎ、スケジュールは航空会社の公式情報をご確認ください。

何日で、いくらかかる?ガイドの目安

ガイドの目安はブダペストが3〜4日、ウィーンが3〜4泊です。各ガイドの4日間のモデルコースでは、ブダペストはドナウ川岸の散策とライトアップされたくさり橋・国会議事堂 → ブダ城地区(漁夫の砦、マーチャーシュ聖堂、国立美術館) → 国会議事堂のガイドツアー、聖イシュトヴァーン大聖堂、英雄広場、セーチェーニ温泉 → 中央市場と2番トラム。ウィーンはシュテファン大聖堂と国立歌劇場の立ち見席 → ホーフブルク宮殿と美術史美術館 → シェーンブルン宮殿、ナッシュマルクト、ベルヴェデーレ宮殿 → プラーターとホイリゲの順です。

通貨が違う(ブダペストはフォリント、ウィーンはユーロ)ので、金額をそのまま比べるより、各ガイドの一日の予算を目安にしましょう。ハンガリーの通貨はユーロではなくフォリント(HUF)です。カードは広く使えますが、小さな店のために少額の現金を用意し、路上での両替は絶対に避けましょう。

乗車券の仕組みも違います。ブダペストの一回券は乗り換えなしで一回だけ乗車できるので、何度も乗るなら24時間・72時間トラベルカード(料金は公式情報をご確認ください)か、タッチ決済のPay&GOが便利です。Pay&GOは2026年時点で地下鉄全線と100E空港バスで使えます。ウィーンは1回券が約3〜3.20ユーロ、24時間券が約10.20ユーロ、7日券が約25〜29ユーロで、48時間券と72時間券は2026年1月に販売が終了しました。ウィーンの市内乗車券では空港区間に乗れないので別の切符が必要です。

天気を同じ月で比べる:春(4〜6月)と秋(9〜10月)

ガイドが挙げる散策向きの月を平年値で並べると、気温は同じ月ならほぼ同じくらいです。降水量は5か月とも、ウィーンのほうがブダペストより少しずつ多くなっています。

どちらの都市も4月と10月は年平均より雨が少なく、5〜6月は年平均より雨が多くなります。9月もどちらの都市も年平均より雨がやや多めです。一年を通して見ると、最も雨の多い月はウィーンが6月、ブダペストが7月です。

冬はどちらも1月の最高気温が約3〜4°Cと寒くなります。その代わり、ブダペストでは通年営業の温泉の屋外プールや、11月中旬からのクリスマスマーケット(ヴルシュマルティ広場、聖イシュトヴァーン大聖堂前)を楽しめます。マーケットの期間は毎年変わるので、公式情報をご確認ください。ウィーンでは11月中旬からクリスマスまで広場ごとにクリスマスマーケットが開かれ、1〜2月が舞踏会シーズンの最盛期です。

ブダペストのガイドでは夏は暑く最も混み合うとされ、ウィーンのガイドでも7月と8月は混雑し、暑い日もあるとしています。7月の平年の最高気温はブダペストが28°C、ウィーンが27°Cです。

気候データ:ブダペストはハンガリー気象局(HungaroMet)のブダペスト・ペストセントレーリンツ観測所、ウィーンはオーストリア連邦地球科学・気象庁(GeoSphere Austria)のウィーン市内観測所(Wien Innere Stadt)による1991–2020年の平年値です。

現地で何をする?主な見どころと泊まるエリア

ブダペストは川沿いに見て回る街です。川岸全体が世界遺産で、日が暮れると国会議事堂、王宮、橋がライトアップされます。国会議事堂は約45分のガイドツアーで中央階段やドームホールを見学でき、チケットは事前に買うのがおすすめです。王宮の丘には漁夫の砦とマーチャーシュ聖堂、王宮の中のハンガリー国立美術館(毎月最終月曜日は休館)があり、聖イシュトヴァーン大聖堂のドーム展望台へは364段の階段かエレベーターで上ります。

温泉と市場もブダペストならではです。市民公園のセーチェーニ温泉には屋内プール15か所と屋外プール3か所があり通年営業で、英雄広場とアンドラーシ通りは、ヨーロッパ大陸初の地下鉄であるM1線とともに世界遺産です。1897年に建てられた中央市場には、パプリカ、サラミ、手軽なハンガリー料理がそろいます。

ウィーンは宮殿と美術館の街です。シュテファン大聖堂、ホーフブルク宮殿とシシィ博物館、ハプスブルク家の夏の離宮シェーンブルン宮殿、クリムトの「接吻」があるベルヴェデーレ宮殿の上宮、ブリューゲルやベラスケスなどハプスブルク家のコレクションを集めた美術史美術館(KHM、火〜日曜日開館なので月曜日は避けましょう)が代表的です。国立歌劇場の立ち見券は公演当日のみ約13〜18ユーロで販売され、プラーターには1897年に造られた大観覧車があります。ナッシュマルクトは日曜日は市場が休みです。

食の楽しみも違います。ブダペストのガイドではグヤーシュ、チキンパプリカーシュ、ランゴシュ、煙突ケーキ(キュルトゥーシュカラーチ)、ドボシュトルタ、ウィーンのガイドではウィンナー・シュニッツェル、ターフェルシュピッツ、ザッハートルテ、ウィーンのカフェ文化、ワイン酒場のホイリゲが紹介されています。

白い石で造られた漁夫の砦の塔と回廊
漁夫の砦とマーチャーシュ聖堂 · 写真: Tetraigofotos / CC BY-SA 2.0
夕暮れどきに庭園側から眺めたベルヴェデーレ宮殿の上宮
ベルヴェデーレ宮殿 · 写真: Diego Delso, delso.photo / CC BY-SA 4.0

どう選ぶ?出発前に確認すること

川沿いの夜景と温泉、丘からの眺めを一度に楽しみたいならブダペスト。宮殿や美術館、国立歌劇場の立ち見席、カフェで過ごす時間を求めるならウィーンが向いています。ガイドが挙げるベストシーズンは同じなので、まず見たいものを決めましょう。

両方の都市を回る予定なら、持ち物に特に気をつけましょう。ブダペストのガイドによると、在ハンガリー韓国大使館は、ブダペストの主要な地下鉄駅やバスの車内でスリが多いこと、ウィーン発などの国際列車内でパスポートや荷物の盗難があることを注意喚起しています。

入国条件は出発前に公式情報をご確認ください。どちらのガイドも、EU出入国システム(EES)が運用中であること、ETIASの最新状況はEUの公式サイトで確認することを案内しています。出発前に自国政府の最新の渡航情報もご確認ください。

ブダペスト旅行の準備

OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。

ウィーン旅行の準備

OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。

ブダペスト旅行ガイドを見る →

よくある質問

初めてならブダペストとウィーン、どっち?

川沿いの夜景と温泉を一度に楽しみたいならブダペスト、宮殿、美術館、オペラ、カフェ文化が目的ならウィーンが合います。ガイドの目安はブダペストが3〜4日、ウィーンが3〜4泊です。

どちらが安い?

通貨が違うので、ガイドの金額をそのまま比べるのは難しいです。中級の一日の予算はブダペストが約60,000〜90,000フォリント、ウィーンが約180〜260ユーロなので、出発時の為替レートで比べてみてください。

何月に行くのがいい?

どちらのガイドも春(4〜6月)と秋(9〜10月)を挙げています。平年値では4月と10月はどちらの都市も年平均より雨が少なく、5〜6月は年平均より雨が多くなります。

今、ウィーン国際空港から市内へはどう行く?

2026年9月7日から2027年10月末まで(予定)の工事で、CATはプレミアムバスで運行し、SバーンS7はウィーン・ザンクト・マルクスまでしか行きません。レールジェットは中央駅まで約15分で通常どおり運行しています。出発前にÖBBとウィーン国際空港の公式案内をご確認ください。

関連記事

すべての記事 →