モデルコース · アメリカ

ワシントンD.C.は何日必要?3泊4日のルートと移動

春の青空の下、穏やかなタイダル・ベイスンの向こうに建つドームのジェファーソン記念館と岸辺の木々。
タイダル・ベイスン · 写真: Eric C. Gutierrez / CC BY 4.0

ナショナル・モールとリンカーン記念堂、議事堂と議会図書館、ワシントン記念塔とスミソニアンの博物館、ジョージタウンとワーフまで、ワシントンD.C.3泊4日を1日ずつ紹介します。

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3泊4日の全体像:1日1エリアずつ

ガイドがすすめるワシントンD.C.の滞在日数は3泊4日〜4泊5日です。この記事ではガイドのルートどおり、1日目にナショナル・モールとリンカーン記念堂、2日目にキャピトル・ヒルの合衆国議会議事堂と議会図書館、3日目にワシントン記念塔と博物館、4日目にジョージタウンとサウスウエスト&ワーフをめぐる3泊4日を組み、もう1日あるとき(4泊5日)に加えたい場所も紹介します。

ナショナル・モールは「アメリカの前庭」と呼ばれる国立公園で、一方の端に合衆国議会議事堂、もう一方の端にリンカーン記念堂があり、その間にワシントン記念塔が立っています。スミソニアンの博物館は記念塔の東側に集まっています。そこでこのルートでは、モールの西端、東端、中央を1日ずつ見て、最終日に川沿いの街へ出かけます。

準備のポイントは日時指定チケットです。博物館の多くは無料ですが、国立航空宇宙博物館、議会図書館、ワシントン記念塔、議事堂ツアーは日時指定チケットやパスが必要なので、出かける前に公式サイトで予約しましょう。議事堂ツアーは月〜土、議会図書館は火〜土のみなので、2日目は火〜土曜日に合わせるのがおすすめです。

1日目:空港 → シルバーライン → ナショナル・モール → リンカーン記念堂

ワシントン・ダレス国際空港(IAD)のメトロレール駅は、動く歩道のある屋内歩行者通路でメインターミナルとつながっています。駅までは約600フィート、徒歩7〜8分ほどです。シルバーラインが市内へ向かい、改札でタッチ決済対応のクレジット・デビットカードかSmarTripをタッチして乗ります。ロスリン駅まで約50〜55分、運賃は平日のメトロ・センター駅まで6.75米ドル、平日21:30以降と週末は2.25〜2.50米ドルです。ほかの駅までの時間はWMATAの乗り換え案内でご確認ください。

到着が遅い場合は、まず運行時間を確認しましょう。メトロレールは一般的に月〜木05:00〜24:00、金05:00〜翌02:00、土06:00〜翌02:00、日06:00〜24:00に運行しますが、空港駅の始発・終電はこれと異なります。空港のタクシーは24時間運行で予約は不要です。ターミナルの下の階へ降り、1番または7番ドアから出るとタクシー乗り場があります。メーター制で現金とクレジットカードが使え、周辺道路の通行料が料金に影響することがあるので、目安料金は空港の公式案内をご確認ください。

チェックイン後はナショナル・モールを歩きます。モールは24時間開いており、各所の地図や案内柱を頼りに回れます。夕暮れには、ワシントン記念塔の側からリフレクティング・プールに沿って西へ歩いてみてください。突き当たりのリンカーン記念堂が少しずつ大きく見えてきます。記念堂は24時間、毎日開いています。地下の展示スペース(アンダークロフト)は無料の日時指定チケットが必要で、予約1件につき手数料1米ドルがかかります。

赤い夕焼けが映るリフレクティング・プールの先に建つリンカーン記念堂と、両側の葉の落ちた木々。
ナショナル・モールとリンカーン記念堂 · 写真: Harrison Jones / CC BY-SA 4.0

2日目:議会議事堂 → 議会図書館 → イースタン・マーケット

午前は合衆国議会議事堂のガイドツアーから。ビジターセンターが議事堂の正面入口で、センターは月〜土08:30〜16:30に開きます。ガイドツアーは月〜土08:50〜15:20に行われ、無料ですがツアーパスが必要なので、公式サイトで事前に予約しましょう。当日パスは数が限られています。感謝祭、クリスマス、元日、大統領就任式の日は閉まり、最寄り駅はキャピトル・サウスです。

続いて議会図書館のトーマス・ジェファーソン・ビルへ。1897年に建てられた華やかな建物で、入館には無料の日時指定チケットが必要です。30日前からオンラインで予約でき、当日券は毎日09:00(東部時間)にオンラインで公開されます。火〜土10:00〜17:00(木曜は20:00まで)に開き、日曜・月曜は閉館、最終入館は閉館30分前です。キャピトル・ヒルには最高裁判所もあり、19世紀の連棟住宅が並ぶ通りの散策も楽しめます。

夕食はキャピトル・ヒルで。1873年のれんが造りの建物に入るイースタン・マーケットは月曜以外毎日営業し、週末には農産物や工芸品の市も開かれます。8番街SEのバラックス・ローにはレストランやバーが集まっています。ワシントンを代表する料理、ハーフスモークもぜひ。豚肉と牛肉を合わせたソーセージを蒸したパンにはさみ、マスタード、玉ねぎ、辛いチリソースなどを好みでのせて食べます。

3日目:ワシントン記念塔 → 自然史博物館 → 国立公文書館 → 航空宇宙博物館

朝はワシントン記念塔から。毎日09:00〜17:00に開き、独立記念日、クリスマス、毎月1日の定期点検日は閉まります。入場は無料ですが日時指定チケットが必要です。30日前からオンラインで予約でき(チケット1枚につき手数料1米ドル)、当日券は毎日08:45から記念塔東側マディソン・ドライブのワシントン記念塔ロッジで配布されます。エレベーターで地上500フィートの展望階へ上ります。

記念塔では空港のような保安検査があります。荷物は最小限にし、水は透明なペットボトルのみ持ち込めます。ベビーカーやかさばる荷物は持ち込めません。定期点検で閉まる日は国立公園局(NPS)の公式のお知らせをご確認ください。

次は10:00に開館するスミソニアン国立自然史博物館です。スミソニアンの博物館・美術館17館と動物園はすべて入場無料で、自然史博物館は毎日10:00〜17:30(12月25日休館)に開き、チケットも不要です。ホープダイヤモンド、ロタンダのアフリカゾウ、化石ホールが有名で、メトロのスミソニアン駅のモール出口から近いです。午後は次の2か所を続けて回りましょう。

色づいた木々と穏やかな水辺の向こうにそびえるワシントン記念塔。
ワシントン記念塔 · 写真: National Park Service Digital Image Archives / Public domain

4日目:ジョージタウン → C&O運河 → ワーフの魚市場 → 空港

最終日はワシントンで最も古い地区、ジョージタウンへ。石畳の歩道と18〜19世紀の邸宅が残り、静かなC&O運河沿いの散歩が楽しめます。国立公園局が管理する運河では、復元された運河船に乗る体験もあります(チケットと日程は公式情報をご確認ください)。Mストリートとウィスコンシン・アベニューを中心に店やレストランが集まっています。

ジョージタウン・ウォーターフロント公園では、ポトマック川沿いの散歩やカヤックを楽しめます。そのあとサウスウエスト&ワーフへ行き、アメリカで最も長く営業を続ける屋外魚市場で新鮮なシーフードを味わいましょう。ワーフには20を超えるレストランやバーがあり、暖かい季節には無料の野外映画などが開かれます。2つの地区の間の移動は、WMATAの公式情報(乗り換え案内)でご確認ください。

空港へはシルバーラインで戻ります。運賃は平日のメトロ・センター駅から6.75米ドルで、空港駅の始発・終電は一般的な運行時間と異なるため、WMATAの公式情報で事前にご確認ください。

春の日差しの下、古い石積みとれんが造りの建物の間を流れるジョージタウンのC&O運河と曳舟道。
ジョージタウンとC&O運河 · 写真: APK / CC BY-SA 4.0

もう1日あれば(4泊5日)と泊まるエリア

もう1日あるなら、空港近くのスティーブン・F・ウドバー・ヘイジー・センター(バージニア州シャンティリー)を加えてみてください。国立航空宇宙博物館の別館で、毎日10:00〜17:30に開館し、入場無料でパスも不要です。空港の駐車場ビル1(Garage 1)の2番乗り場から、フェアファックス・コネクター983番の公共バスが博物館の開館時間のみ運行します。バスの時刻・運賃と市内からの行き方は、出発前に公式情報で確認してください。

残りの時間はグルメの街めぐりに。ワシントンにはアメリカ有数の大きなエチオピア系コミュニティがあり、Uストリート、ショー地区9番街の「リトル・エチオピア」、アダムス・モーガンにエチオピア料理の店が多くあります。やわらかい薄いパン、インジェラをちぎって、辛い鶏肉の煮込み(ドロ・ワット)やキットフォ、レンズ豆の料理を包んで食べ、アムハラ語で「ブナ」と呼ばれるエチオピアのコーヒーも味わえます。ユニオン・マーケットには40を超える店が集まり、向かいにあるラテンアメリカのマーケットではエルサルバドルのププサなどが味わえます。モール沿いの国立美術館も無料です。

宿泊エリアはルートに合わせて選びましょう。ナショナル・モール周辺は初めての旅行・博物館・記念碑、キャピトル・ヒルは歴史散策・市場・食事、ジョージタウンは歴史ある街並み・買い物・川辺、サウスウエスト&ワーフは川辺・シーフード・夜の時間に向いています。ワーフからは国立航空宇宙博物館や合衆国議会議事堂まで歩いて行けます。宿泊費が予算の大部分を占めるため、日付ごとの料金を予約サイトで比較しましょう。

交通・予算・旅行時期と出発前のチェック

メトロレールはワシントンD.C.、メリーランド州、バージニア州に98駅があり、路線はシルバー、オレンジ、ブルーのように色の名前で呼ばれます。運賃は時間帯と距離で変わり、平日(05:00〜21:30)は2.25〜6.75米ドル、平日21:30以降と週末は2.25〜2.50米ドルです。メトロバスは距離に関係なく2.25米ドル(急行のF19・F28・F81・F83系統は4.80米ドル)で、現金なら硬貨と1米ドル札でちょうどの金額を払います。運転手はおつりを出せません。2時間以内のバス同士の乗り換えは無料、バスと地下鉄の乗り換えは2.25米ドル割引になります。

乗り放題パスは1日13.50米ドル、3日33.75米ドル、7日60.75米ドルです。タッチ決済対応のクレジット・デビットカードやスマートフォンのウォレットで直接改札を通れ、SmarTripカードを新しく買うとカード代2米ドルがかかります。5歳以上は1人1つずつ支払い手段が必要で、運賃を払う大人1人につき4歳以下の子ども2人まで無料です。スミソニアンの博物館、国立公文書館、国立美術館、ナショナル・モールは無料で、ワシントン記念塔の事前予約はチケット1枚につき、リンカーン記念堂のアンダークロフトは予約1件につき手数料1米ドルがかかります。宿泊費と食費は日付によって変わるため、予約サイトでご確認ください。

街歩きに向くのは4〜5月と9〜10月です。世界気象機関(WMO)世界気象情報サービス — 米国国立気象局提供の、ワシントンD.C.(WMO都市データ)の1981–2010年の平年値では、4月は平均最高気温19°C・最低6°C・月降水量88mm、5月は24°C・11°C・116mm、9月は26°C・14°C・100mm、10月は20°C・7°C・83mmです。7〜8月は平均最高30〜31°Cと暑いので水と帽子を、12〜2月は平均最高6〜8°C、最低-5〜-3°Cと寒いので暖かいコートを用意しましょう。雨は1年を通じて月68〜116mmと、ほぼ均等に降ります。

ワシントンD.C.旅行の準備

OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。

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よくある質問

ワシントンD.C.は何日あれば足りますか?

ガイドでは3泊4日〜4泊5日です。ナショナル・モール、キャピトル・ヒル、博物館、ジョージタウンを1日ずつ見れば3泊4日、ウドバー・ヘイジー・センターやグルメの街まで回るなら4泊5日にしてください。

空港から市内へはどう行きますか?

ダレス国際空港駅からシルバーラインに乗ると市内へ向かいます。ロスリン駅まで約50〜55分、平日のメトロ・センター駅まで6.75米ドル(平日21:30以降と週末は2.25〜2.50米ドル)で、改札でタッチ決済カードかSmarTripをタッチします。

博物館は予約が必要ですか?

スミソニアンの博物館はすべて無料で、自然史博物館はチケットも不要です。ただし国立航空宇宙博物館、議会図書館、ワシントン記念塔、議事堂ツアーは日時指定チケットやパスが必要なので、公式サイトで事前に予約しましょう。

いつ行くのがいいですか?

4〜5月と9〜10月は平均最高気温が19〜26°Cで、街歩きに向いています。7〜8月は平均最高30〜31°Cと暑く、12〜2月は平均最低-5〜-3°Cと寒くなります。

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