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eSIM・ポケットWi-Fi・ローミング・現地SIM:旅行のデータ通信はどれが一番?
海外でモバイルデータを使う4つの方法を、費用、準備、長所と短所で比較。eSIM対応の確認方法と、よくある設定ミスの防ぎ方も紹介します。

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4つの方法の概要
海外でネットにつなぐ一般的な方法は4つあります。旅行用eSIM、レンタルのポケットWi-Fi、自国の通信会社のローミングプラン、そして現地で買う物理的な現地SIMです。誰にとっても最適な方法はありません。人数、滞在期間、スマホの機種、自国の番号でSMSを受け取る必要があるかどうかによって選び方が変わります。
短期旅行の一人旅やカップルなら、今は旅行用eSIMが最も手軽なことが多いです。スマホがeSIMに対応していない場合や、家族全員で一つの回線を共有したい場合は、別の方法の方が合うかもしれません。
- eSIM:アプリやQRコードで設定、安く、返却不要。対応機種でSIMロック解除済みのスマホが必要
- ポケットWi-Fi:複数の人や端末で共有できる。充電、持ち運び、返却が必要な機器が一つ増える
- 通信会社のローミング:設定不要で番号もそのまま。たいてい最も高い
- 現地SIM:長期滞在や大容量の利用に最適。現地の番号が手に入るが、自国のSIMを抜くことになる
それぞれのおおよその費用
価格は行き先、データ容量、販売元によって大きく異なるので、購入前に販売元の公式ページで正確な価格を確認してください。短期の一人旅ならeSIMの方が負担が軽いことが多く、ヨーロッパの多くの国をカバーする周遊プランは、一か国プランよりやや高めのことが多いです。
ポケットWi-Fiは通常日額制なので、旅行が長いほど費用が増えます。ただし3〜4人で割れば、一人あたりの費用がeSIMと同じかそれ以下になることもあります。レンタル料、保証金、配送料は事業者の公式ページで確認してください。
通信会社のローミングは1日プランや数日間プランがあり、一人で数日間使う場合はたいてい最も高い選択肢です。料金は通信会社の公式サイトで確認してください。現地SIMの価格は国によって大きく異なり、空港の売店と街中の通信会社の店舗で料金が違うこともあるので、買う前に比較しましょう。
スマホがeSIMに対応しているか確認する方法
iPhoneはXS・XR以降がeSIMに対応しており、最近のGoogle Pixel、Samsung Galaxyなど多くのAndroidのフラッグシップ機も対応しています。廉価モデルや一部の地域向けモデルは対応していないことがあるので、機種名だけで判断しないでください。
一番早いのはスマホ本体で確認する方法です。iPhoneでは「設定」>「一般」>「情報」でEIDの項目があるか確認します。AndroidではSIMやネットワークの設定に「eSIMを追加」や「SIMをダウンロード」の項目があるか探します。多くのスマホでは*#06#に発信すると、eSIM対応ならEIDが表示されます。
スマホがSIMロック解除済みであることも必要です。契約や分割払いで買ったスマホは、一つの通信会社にロックされていることがあります。不安なら旅行前に通信会社に問い合わせましょう。
出発前にeSIMをインストールする
eSIMのインストールにはインターネット接続が必要なので、到着ゲートではなく自宅の安定したWi-Fiで済ませましょう。多くのプランでは、有効期間は現地で初めてネットワークに接続したときに始まりますが、インストールした時点で始まるものもあるので、購入前に開始条件を読んでください。

- 1. 出発の2〜3日前に購入し、QRコードか事業者のアプリでeSIMを追加する
- 2. 回線を混同しないよう、回線名を変更する(例:「旅行」)
- 3. 到着するまでeSIMの回線はオフにしておく
- 4. 到着したらeSIMの回線をオンにし、モバイルデータ通信に使う回線に設定する
- 5. eSIMの回線のデータローミングをオンにする(ほとんどの旅行用eSIMで必要)
- 6. 予期しない請求を避けるため、自国のSIMのデータローミングをオフにする
よくあるeSIMの5つのミス
「eSIMがつながらない」という問題の多くは、電波ではなく設定が原因です。サポートに問い合わせる前に以下を確認しましょう。
- eSIMの回線のデータローミングがオフになっている。旅行用eSIMは通常ローミングとして接続するので、オンにする必要がある
- モバイルデータ通信が自国のSIMに割り当てられたままで、ローミング料金が発生することがある
- 「モバイルデータ通信の切り替えを許可」が有効になっていて、eSIMの電波が弱いときに自国の回線に切り替わってしまう
- iMessageとFaceTimeが新しい回線に切り替わる。自国の番号のままになっているか確認する
- 旅行中にeSIMを削除する。再インストールできないものが多いので、削除は帰国してから
SMSや認証コードのために自国の番号を残す
eSIMの大きな利点は、自国のSIMを入れたままにできることです。自国の回線をオンにしてデータローミングをオフにしておけば、銀行の認証コードやカードの利用通知などのSMSをたいてい受け取れます。SMSの受信は多くの通信会社で無料ですが、出発前に通信会社の規定を確認してください。
メッセージアプリはデータ通信で動くので、eSIMで使えます。一方、物理的な現地SIMは通常自国のSIMを抜く必要があり、旅行中にSMS認証ができなくなることがあります。SIMを入れ替える場合は、自国のSIMとSIMピンを安全な場所に保管しましょう。
あなたの旅に合う方法
1GBあたりの最安値を追うより、旅のスタイルに合わせて選びましょう。
- 一人旅やカップル、3〜10日、最近のスマホ:eSIM
- 3人以上の家族で、ノートパソコンやタブレットも使う:ポケットWi-Fi
- 設定をいじりたくない人や、ごく短い旅行:通信会社のローミング
- 1か月以上の滞在や、アプリや予約に現地の番号が必要:現地SIM
- 保険がほしい:eSIMをメインのデータ通信にし、通信会社のローミング1日プランを予備として把握しておく
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よくある質問
旅行用eSIMで電話はかけられますか?
ほとんどの旅行用eSIMはデータ通信専用です。インターネット通話アプリを使うか、自国の回線から通信会社のローミング通話料金で発信してください。
eSIMの有効期間はいつから始まりますか?
プランによります。多くは現地で初めて接続したときに始まりますが、インストール時に始まるものもあるので、購入前に開始条件を確認してください。
データローミングをオンにすると料金がかかりませんか?
データローミングは回線ごとに設定します。eSIMはオン、自国のSIMはオフにすれば、eSIMのデータだけを使います。
ポケットWi-Fiのバッテリーはどのくらい持ちますか?
機器によりますが、一日中たくさん使うと持たないことがよくあります。モバイルバッテリーを持ち歩き、グループが別行動するとみんながデータを使えなくなることも覚えておきましょう。
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